2003.01.26 待ち時間
  朝から一日仕事でした。そう大したことはないのですが、待ち時間が長いのと移動時間が頻繁というものでした。同じ場所を3往復したのですが、それぞれ手段が違うので、予定の時間がわからず、とまどいました。待ち時間が長いと無用の考えも浮かびます。それがいいのでしょうけど、待ち時間という点を考えると、時間は無用の方がいいかもしれません。有用だと休む暇がないから。

 待つことが長いと、それだけ結果に対する期待が高まります。努力の結果は一瞬で出てしまう。でも努力している段階や努力の成果を発揮する時、一番いい時間だと思います。やり遂げたという思い、それも他人からの評価がない段階でのやり遂げたという思い、それはかけがえのない体験だと思います。やり遂げた自分の評価、それを大切にすること、それはポストモダンなのかもしれません。

 昔、弁当箱を持っていた頃を思い出しました。中学と高校はほとんど弁当で、なべの色をした弁当箱におかず用のふたのできる容器と仕切り板があるもの。平べったい教科書ぐらいの大きさだったでしょうか。ほとんどがご飯。ふたをひっくり返して日直が持ってくる大きなお茶の入った薬缶から注ぎます。熱いのでふたの所まで薬缶をもっていくのです。お茶はほとんど水のように薄く、味はありません。飲み物を摂らないと、ご飯がのどにつかえます。箸はふたの側面に着いている箸入れを入れてました。
 その弁当箱、おかず入れは密閉式だから、汁物でも大丈夫です。ですから、食べ残しもゴミもほとんど出ません。包装している紙が汁に汚れて捨てるだけです。かなり汁は出ましたね。横にするから。
 昨今の弁当箱はかなり小さくなっているようです。今の私ならそれでもほどよい大きさです。ただ、仕切がありません。それゆえ、銀紙のカップなどを使うことになります。仕出し弁当もそうです。アルミ箔というのが正しいのでしょうが、仕切が必要です。それでも弁当箱自体はなんども使いますから有効利用です。お弁当の販売はプラスチック入ったもので、それがゴミとなります。お弁当を作ると言うことは、栄養的にもいいのであり、また残飯が少なくなることもありますし、何よりもゴミを少なくすることができます。
  お弁当持参というのは、よい考えなのでしょう。とは言っても私は実践していませんが。


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