2003.02.05 名作 | |
名作とは暗唱に耐えうるものである、そう信じています。もちろん黙読に耐えうるものだってあります。それも大切。ただ言えることはことばのリズムを大切にすること、それが実は解釈がイメージに必要なことなのです。ことばには、音ではないリズムがあります。調子というのか、どこで区切り、そしてどこでどのように使うかの使用法も含まれます。そういう自分の中にあるリズムが、その作品と一致し、自分が考えている範囲でない展開があるものが、名作となるのでしょう。名作とは客観的な理性的なものではなくて、主観的な自己との相対的な者だと思います。 |
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