2003.02.19 記憶 | |
昨日のことを今日、記すということになりました。昨日はアップできなかったのではなく、昨日はパソコンに触らなかったというのが事実。そういう時間がなかったのです。それで記憶をたどって、記すことになるのですが、そうして、記憶をたどるということは、それを書いていることを記憶、つまり過去を記すことになります。今の自分の考えもありますが、過去の自分のことを記すことは、永遠にここで書くことは記録であるから、過去のことになります。そして、これを読むことは、すでに過去にあることを書いたという時点の後に読むわけですから、過去の過去になります。いや、過去の二乗という意味ではなく、私の過去を他人が過去として読むということであって、つまり時間としてではなく、読み手としての時間も入ってくるのであって、そうなると、本というものも、過去をひもとくのですが、読み手は現在で読む。それが実は時間というものをページの中に織り込むという作業なのです。だから、いっぺんで理解するものではないのです。音楽もそう。時間とともに鑑賞するから、歌詞の一番は過去になる。だから、記憶をたどるのであって、記憶の蓄積として存在していくのです。 本日購入のCD。そにしても、マニアックですな。これは。別に買わなくても、借りて聞けばいいものなのに、こういうのに興味を示すこと自体、パラノイアです。いや、それは自覚しているのですがね。それでも、パラノイアはとてもいい傾向だと思っているから、よくないのかもしれません。自己肯定はいい傾向なのですが、それをしっかりできないところに問題がある。まあ、どう考えても、収集癖ではない、有る意味での物好き、好事家ということに終始してしまうでしょうが。 |
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