2004.01.27  変える   
 

 『暮しの手帖』第8号を買いました。この雑誌、読み始めは第二世紀からなのですが、その前の第一世紀は古本で勝って読んでましたから、第四世紀というのは、大分長い読者となりました。今まで読んでいて、長い雑誌は、学会誌は長いですが、一般誌だと暮らしの手帖が連続最長記録でしょうね。もう、30年以上です。
  もう人生の後半、残り時間を過ごしていく身となっては、残りに読む雑誌も限られてきます。それゆえ、選んで行くべきですが、つまらいものも買ってしまいます。そういうものの方が楽しいからでしょうね。
  この『暮しの手帖』がリニューアルしたのは第四世紀ですが、それから試行錯誤を繰り返して、紙面や記事内容を変更していきました。そして、今回の第8号は大きく代わり、表紙から内容も変えていきました。たぶん、どいうものがこれから読まれるのかを考えたのでしょう。続けていくことの難しさはここにあります。自分たちは変わらなくても、周りや読者がかわります。全盛期であっても、一世を風靡しても、受け手が変われば扱われなくなります。そういうものです。
  Niftyの長年にわたって活動してきた、Windowsフォーラムが終わりました。正確にはあと数ヶ月で終わります。あの全盛期には、電話代を心配するほどの発言数をほこったフォーラムもついに終わりです。Niftyもそろそろ終わりへ向かうのでしょうか。パソコン通信の時代が終わりをつげてオープンな掲示板へと移行しつつあります。もちろん、まだまだパソコン通信の人はいて、オートパイロットで巡回をしています。そして活発な発言もまだありますね。Niftyは有料コンテンツだからこそ、会員の中には、それほどひどい発言をする人は少なく、トラブルがあっても、時間と経験で解決していったように思えます。もちろん、裁判もありましたから、必ずしも優良ということはできないでしょう。
  オープンになると、責任がありませんから、倫理的にも壁の落書き状態になる可能性があります。書き込む人の良識にかかわるからです。心配をするなら、クローズの場所を提示することになるでしょうが、多くの人の参加を求めるとなると、なかなかうまくいきません。
  安全と不安をかかえつつ、そして、一番いい方向へ向かうことが肝心なのでしょう。ネット社会はまだまだ進歩しつつある初期段階です。

 せめて、生きているうちに、128ビットパソコンが主流となり、動画も静止画も文字もさくさくと加工できるようになってほしいですね。今のような状況では、遅すぎると思います。まだまだパソコンは遅くて、低機能だと思いますね。この環境でソフト開発は、ある意味では、低レベルな中での開発であり、パソコンの科学的な流れから見れば、付け焼き刃的ではないかと思います。比較級だからこそ、いいと思えるのであって、その実、大したことはないと言えます。

 紙で手を切ること、毎日。今日も2カ所。クリームはあちこちにおいてあっても、乾燥のスピードが速くて追いつきません。

 風邪の調子は大分よくなりましたが、頭痛が。まだまだまですね。

 4:30就寝、7:00起床、2:30睡眠。
  朝食、ごはん、玉子、納豆。昼食、おにぎり2個、みそ汁。夕食、ごはん、みそ汁、冷や奴、ポテトサラダ、銀だらの煮付け。夜食、いよかん。

     
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