鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.04.19  真理

 一日、疲労感でした。午前中は、少しよかったのですが、午後からがだんだん行き詰まりましたね。輪ゴムの整理とか、古紙の整理とか、それ自体はいいのですが、そうしているうちに、また、乱雑にする人がいて、だんだん腹が立ってきて、別に腹を立てるほどのものではないのですが、時間ですね、要は。時間の非効率が一番、神経に障ったみたいです。もとも、非効率的は受け入れる方なので、どうでもいいことなのですが、今日はどうも細かいところばかりに神経が行ってしまい、見逃せば大したことでもないのに、見逃せませんでした。

 先週一週間の疲れかも知れません。

 今日の野菜いためは、タマネギ、大根を中心としてキャベツ、にんじん、を中心に構成。いつもの通り、昆布と鰹だしと日本酒で炒めます。この炒めというのが、くせもので、煮てはいけないのですが、かなりの出汁ですから、煮物のようになりますね。でも、水分は蒸発していきますから、結果は、炒め物です。なかなかの美味でした。
  味噌を変えました。いままでの味噌が少し焼けてきたので、思い切って処分。で、新しい味噌。無農薬コシヒカリを使用した味噌です。なかなかの美味でした。味噌も旬のがいいですね。

 真理をズバリ言うという、潔さ、それにあこがれますね。そのずばりが力強いというよりも、独り言のように言う、その無常観と先を見越した、卓越した観点からの示唆。そういう言葉の力を読んで、ことばというのは、やはり気持ちだと感じたしだいです。

 自分が石であるか、玉であるか。それはわかませんが、その過程を見ることは出来ます。その過程が大切なのでしょう。石は転がり初めても、でも、石から石でない玉に変わることも出来ます。その時、変わるとき、もしかしたら、石は玉でなく、別のモノになるのかもしれません。
  ただ言えることは、転げる時に、そのものの重さがあるから転げられるのであって、羽のように降ることはできません。そして、悲しむことも。

 事実や口語訳や行動の記録でなく、意味について考えたい、今年のテーマは意味にしました。果たして成果は出るか。わかりませんが、態度を変えていこうと思います。最低限これだけはという姿勢から、どん欲なまでの追求。そこでしょうね。でないと、意味がなくなっていきます。自分という個性の意味が。

 5:00就寝、7:00起床、2:00睡眠。
  朝食、ごはん、納豆。昼食、おにぎり小2個、みそ汁。夕食、ごはん、みそ汁、野菜いためサラダ。夜食、甘夏。

 
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