2004.11.08 確認 | |||
栗ご飯のおにぎりを食べました。餅米でないので、栗おこわでなく、栗ご飯です。固く握らないと、崩れるので、ぎゅっと、江戸風の握り方となりました。おにぎりに江戸風も京風もないのですが、ある寿司屋の板前さん、いや、そうは呼ばないのでしょうけど、その人から伺って、聞いた話です。江戸の握り方、固く固く握ることで、おいしさが増すというのです。果たしてそうか、そんなことはどうでもいいので、ただ、その人がそう言って握ってくれたおにぎりだから、おいしいのです。料理とは味そのものもありますが、環境とか、作ってくれる人とか、作ってあげた人との関係にあるのだと思います。自分で作って自分で食べるのも入りますね。毎日の、日々の自炊については、自分で食べますから、時には手を抜きますが、ほとんどの場合は、おいしいものを作るべく工夫します。自分で食べるのですから、せっかくですから、おいしく食べたいですから。 下村湖人の『論語物語』を久しぶりにひもときました。これはおもしろいですね。うまく背景を描いていて。物語化といえば芥川ですが、鈴木三重吉の『古事記物語』もおもしろいです。これは、原作に忠実ですから、はずれがありませんね。下村湖人の方は創作が入っているようで、このあたりはまだ検証をしていませんから、印象としてとらえると、多くは創作のようです。でも、その創作が人間らしい、孔子と描かれていて、読んでいて、理解できるところがい何ともいい描写だと思います。 風邪による脱水症状に似た現象で困ってます。それに寝不足が加味されて、いや、目が回ったりと、いいろいろです。 4:30就寝、7:00起床、2:30睡眠。 |
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