blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.12.10  学びを考える

 倉澤先生の講演を聴いてきました。今年の2月の文化審議会の答申について、そこからの影響について述べられたのですが、途中さまざまな観点からの考察があり、あっという間の一時間でした。
  質疑応答の時間があったので、「単元学習」の名称について、倉澤先生の考える学習者の学びを、学習者の視点で作り上げていくことと、違ってきているのではないかということです。倉澤先生は、あえて「単元学習」という名でやっているのではなくて、学習者の学びを大切にしているのが、結果として単元学習だということでした。単元という名称が先に行くのではなくて、学びの様態が結果として単元学習と呼ぶとのことです。この辺り、単元学習という名でかえって呪縛している人には参考になると思います。

 その後、町田研究室でしばし歓談。倉澤先生がどのようにして子どもの視点で学びを考えようとしたのか、口演童話についてもそうですが、その契機について尋ねましたら、静岡中学ではなくて、師範の二部に行くときに、すでに高等師範へ入ることを目的としていたそうです。そのあたりから、子どもの学びを考えたということでした。また、いろいろな先生のご経験ということで。このあたりはニュアンスがありますから、ここまでで控えておきます。ただ、最近の学生は西尾実も読まないことを残念がっていました。
  94歳にして、直立で講演する姿、肉声で講演する姿は、さすがです。このあたりは、是非、薫陶を受けるのがよろしいかと。

 その後、武藤さんが風邪で休みということで、ピンチヒッターで急遽1時間ほどで資料整理してレジュメを作成。あせりましたが、なんとかなりました。

 大教大の紀要を借りてきました。

 年末掃除のための、いくつか、道具を購入。換気扇あたりからはじめようかと思います。

 Delphi2005が到着。正月にちょっと使ってみようと思います。

 OECDについていろいろ考えるところが。読解ではないというところなのに、読解という名称を使うところが安易。マスコミも、行政も。何も歴史を踏まえていないのが、残念。というよりも、知っているのかどうか。基本ですね。このあたりの歴史的な経緯は。高等教育を受けたのなら。

 4:30就寝、11:30起床、7:00睡眠。
  朝食、なし。昼食、パン1枚、野菜スープ。夕食、ごはん、野菜スープ。夜食、なし。

 
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