blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.12.15  新古書店

 新古書店に寄り道して、いろいと本を購入。小原国芳の『全人教育論』などです。新古書店は多数の本があっていいのですが、でも、新書とか100円でいいものが、300円とか高いのもあります。それで、多くの人が立ち読みをしている漫画コーナーを見ると、105円とかが多数あって、でも350円というのもありました。その本の定価は420円。ちょうどその時に、店に入ってきた人がいて、漫画を売っていましたが、店員さんがより分けていて、値段を決めていました。よく見ると、店員さんは奥付を見ていて、それで値段を決めていました。思い出したのが、以前も刊行年で値段をつけていたことです。ただ、以前ではわからなかったのが、漫画の値段。で、その月の発売の漫画は200円で買い取りでした。420円で買った漫画を、200円で売ったわけですか、実質220円で新刊を買ったということになります。で、その本がその新古書店で販売しているのは350円。350円で新古を買うと言うことになります。もっとも350円で買ったのをすぐに売れば、150円で読んだことになりますが、そんな簡単に新刊が出るわけでなく、そうなると、買い取りは100円ですから、350円で買って、100円で売る。つまり250円で読んだことになる。ということは、新刊で売ったほうが220円で得することになります。
  今まで新古書店というのは、本の流通をさまたげるものだと考えていて、利用しないようにしていたのですが、新刊を買って売れば特になるという発想があるとすれば、新古書店で買うよりは、新刊で買う方が増えるはずです。この意味からすれば、新刊を買う傾向は増えるのではないかと思います。もっとも、現実では新刊は売れてないのですが。

 5:00就寝、7:30起床、2:30睡眠。
  朝食、ごはん、納豆。昼食、ごはん、総菜。夕食、鍋。夜食、なし。

 
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