鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.09.19  制御不可能なルール

 携帯の受信時に電磁波を発するのであれば、その周波数を利用して、特殊電波の発生も可能になると、リモートもできるようになるわけですが、それよりも携帯は間欠的に中継局と交信することを考えれば、GPSを強化することで、リモートと修正が可能になるのです。ということは、携帯で携帯を操作してしまうことも可能になるわけで、パソコンのプログラムのように、プログラム世界、ネットの世界に閉じこもることなく、そのネットの構築網を超えた世界へ進入できることになります。
  つまり、「マトリックス」の世界は可能になると言うことです。多分それは、大佐が電脳へ行ってしまうこと、行ってしまうというよりも、電脳がすでに媒体としてのツールになってしまったということなのでしょう。電脳は今は、電脳の世界に閉じこもったものですが、それをオープンにしていくことは、機械処理において可能なわけで、それはドアを閉めたりなどの機械的な一次利用です。それを超えて、ドアを閉めるのではなく、ドアを解き放つことも可能になってしまいます。本来の制御を超えた形にできてしまうのは、それは、命令が基本原則にあるということの妄想であり、その妄想の外にある世界をかいま見てしまうと、その命令とは、命令を聞くという原則であることに気がつきます。
  原則においては、そのルールを死守できるという楽観的な観測にあるのですが、ルールというのは、制御不可能だと言うことを教えません。ルールが制御不可能であることは、すでに歴史が証明しているところであり、その証明された結果は産業の発展であるわけです。
  となると、ルールの支配に置くことは、産業の発展にならないとも言えます。
  ただ、産業の発展が必ずしも、自然界にとっての有益な情報ではないので、一時的なものだと思います。

 所詮、人間は太陽の爆発までの何十億年の命なので、それまでどう悪あがきするかです。それまでには宇宙に飛び出して、生活しているという観測もありますが、何十億年もの月日があれば、それは可能かも知れません。もっとも、何十億年先まで生きている人はいませんが。

 連休にはすべきことがたくさんあったのですが、昨日は一通りの家事で終わり。今日は、頭痛で何もできず。寝ているといいのですが、起きると頭痛がひどく、風邪のようで、目の疲れのようで、栄養剤を飲まなかったのが原因なのか。敬老の日ということで、自分に対して敬老するというのもいいかげんですが、いいかげんな言い訳ということで、別にそう言う意味を付け加える必要もなく、弁解する必要もなく、ただつらつら書いただけです。

 夏が戻ったか、暑さに参りました。

[今日の記録]
睡眠時間:2:30就寝、11:30起床、9:00時間。
最高気温:31度

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