鴛鴦呼蝉庵日乗
2006.1.9  捨てるときに面倒なのはクリアファイル

 本を出した後の部屋の片付け。不要になった本やら、書類やらをまとめたら、30束に。ダンボールも5束。可燃・不燃ゴミは22袋。当初は3袋とたかをくくっていましたから、この多さにびっくりです。粗大ゴミの連絡はしてあるのですが、当初の予定を遥かに上回っているので、どうなるか。対応が楽しみです。

 捨てる時に分別する決まりがあって、自治体の独自の考えですが、可燃と不燃が一般的で、川崎の一部のように、全て同じというのも珍しい所です。で、プラスチック類と可燃と不燃に分けるのですが、クリアファイルが実は面倒です。中に紙がはいっているので、それらを取り除きます。それから、紙ファイルも面倒です。プラスチックの留め具をはずすのも。写真を入れるファイルもそうですね。紙製なのですが、写真のところはプラスチックフィルムですから、それを取り外すのも時間がかかります。
  使うときは、捨てることを考えた方が身のためのようです。

 捨てるはずの書類の中に中学の卒業証書が。いらないといえばいらないのですが、一応とっておくことに。卒業証書は何の役にも立たないのですが。

 処分した中に作品も。昔の作品で写真を使ったのがあって、懐かしいのと、昔と今もフレーミングがあまり変わっていないのが特徴。やはり一眼デジカメが欲しいなと思いました。ピントを合わせるにオートフォーカスだと遅いのが難点です。それと、露出を自分で合わせるのが面白いのに、すべて自動というのも、どうかと。普段でも、EVで+0.7にすると人物はきれいに撮れます。人物に日光が当たっている場合は、-0.7ぐらいにしますね。そうでないと、肌が飛んでしまいます。この当たりは反射光露出計の限界ですから、入射光の露出計を使うのが一番です。セコニックのを持ってはいるのですが、使ったことがないので、いずれ使おうかと。昔は、光を見てシャッタースピードと絞りの関係が頭に浮かんだのですが、ああいう訓練は一度やめてしまうと、取り戻すのに時間がかかります。光に対する勘が働くからです。もっとも、その勘もはずれることがありますが、土門拳や、入江泰吉、AAは勘でも撮影できたというのですが、さすがです。それも、勘で撮影された写真が名作になっていますから。

 ゴミ処理をしていたせいか、ゴミの匂いが鼻についてはなれません。

 風邪の症状が随分悪化してきたので、マスクを購入。最近はいろいろな種類のマスクがあって、抗菌やら花粉症対策やら。ただし、高額。マスクは防寒にもなるので、冬になると必要品です。

 成人式は会場まで行ったのですが、入らなかった思い出があります。行政から祝って貰うというのがどうも腑に落ちないのですね。町内会なら行ったのですが。若いときはいろいろと考えるものです。ただ、必要なのは納得ですね。どういう形であれ。

 食事をしながら「西遊記」を。カメラワークと演出ですね、課題は。夏目雅子、堺正章のイメージかあるから、それを脱却するには、俳優の性格を活かして、あとは演出だと思います。それがどうも安定していないようです。カメラワークもほんのすこし工夫するだけで、もっと迫力が出るのに、中途半端な距離でした。せっかくの俳優を揃えたのですから、惜しいですね。

[今日の記録]
睡眠時間:5:00就寝、10:00起床、5:00時間。
天気:晴れ
最高気温:6度

前へ 目次 次へ
かくかい Copyright 黒川孝広 © 1997-2006,Kurokawa Takahiro All rights reserved.
  かくかい