鴛鴦呼蝉庵日乗
2006.2.5  欧文フォントを絞る

 大日本スクリーンが、「こぶりなゴシック」を発売とのこと。字游工房が製作しているのですが、ただ、CID版しかないのが、残念。これなら本文に使用しても可読性がよく、美しいと思います。OTFに移植するのを待つしかないようですが、どうなのでしょうか。

 もう一つ、字游工房が、「游明朝体五号かな」と「游明朝体36ポかな」の発売をプレスリリース。游明朝体に合わせるので、RMDを購入したいのですが、全部買うと10万弱もするので、それなら見出し明朝の方がいいかと思いつつ、やはり優待販売が来たら、RMだけでも買うかも知れません。ただし、游築があるので、それを代用してもいいかと。それと、「一太郎」には合成フォント機能がないので、使う場合は、InDesignということになって、それが問題です。「一太郎」も合成フォント機能を早く入れた方がよいかと。そういう時代になりつつありますから。

 最近は食品以外の購入意欲がなかったので、ようやく買いたいものが増えて来ました。フォントと、ソフトと。ただ、ソフトは現状のでも対応できるので、長年使えるフォントの方にしようかとも。欧文だと、ライノタイプのがいいのですが、ビットストリーム社ので対応できるので、しばらくはそのままで。そのうちに購入する予定の欧文フォントは以下の通り。
sabon, Adobe Garamond, FF Clifford, Adobe Caslon,Helvetica Neue, Linotype Univers, Futura, Avenir next
  結構高額になってしまいますが、全てのファミリーを揃えず、レギュラーだけを購入していけば、数年で揃います。
  なぜ欧文にこだわるかというと、仕事上で、印刷に回す場合、ヒラギノ明朝W3で組んできます。で、半角欧文もヒラギノの従属欧文で組んでくるので、縦中横だと半角の従属欧文なのです。あれは、少し太い割には、線が細い部分があり、読みにくくなります。欧文で組んだ方がきれいなので、合成フォントで対応してほしいのですが、なかなか印刷屋さんには言えず、まずは自分で試したいというのが現状。Times New Roman が悪いわけではないですが、もっといい和欧混植がないかと模索していたら、GaramondやCaslon、Sabonに行き当たったというわけです。

 ここ数日の疲れがどっと出て、寝たり起きたり。本の整理をしようとしたのですが、頭痛で断念。睡眠の確保がこれからの課題。

[今日の記録]
睡眠時間:5:00就寝、10:30起床、5:30時間。
天気:晴
最高気温:4度

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