鴛鴦呼蝉庵日乗

2006.07.10  為にならないことの意味

 勤務先で、コレーターと中綴折機の納品。ようやく商品を決めて、納期も思いの外早く、すぐに使えることになりましたが、いろいろな方のお世話でここまで至ることに。特にメーカーさんはテストまでしていただいて、それで納得できる結果に。もちろん、こちらの条件が厳しいので、検証することが必要でした。朝から、勤務先のweb関係の調整で、分布図を作成。Photoshopで色分けをするのですが、5色の場合は、水色、緑、黄色、桃色、赤色となりました。RGBでいけば、FFの操作でできるわけで、その結果この色に。どうしても小さい文字はつぶれるので、今後はつぶれないような工夫が必要かと。
  で、境界線にドロップシャドウを施したら、見やすくなったので、これからはこの方法がいいかと。

 その後、印刷室の清掃。印刷機のレイアウト変更。印刷機の給紙排紙の関係で、横並びができず、ドミノ状態にして配置。1m25cmというスペースに1台分となったのは、扉を開けた場合の最小の範囲です。あとは、いくつか移動して終了。印刷機の下のほこりが、紙粉の多さを物語っていました。

 さて、コレーターはいいとして中綴折機の方は、更紙に対応してはいるものの、あまりにも薄い更紙なので調整に難航。結局3時間かかって調整終了。少々揺れはあるものの、これで我慢するのがいいかと。45部は3分弱なので、12段のコレーターと連結して使いやすくなりました。今まで8段でしたから、9枚とかというときは、手作業で時間がかかりましたが、これからは一連の流れ作業でできます。それと、中綴折機を入れたのは、ステープラでなく、折ることで、ゴミの減量ができるからです。ステープラの針はゴミ処理の問題の一つです。面倒であるのと、燃えるゴミに入ってしまいやすいのと、裁断機の故障にもつながります。それゆえ、ステープラをなくすことは、折ることにほかならず、そのために導入しました。これからは、折ることでセットできると思います。

 こういう、目立ちもせず、人のためというのは、なかなかいいかと思います。特に、業者さんとの話では、いろいろと意見交換をしつつ、お互いにいい仕事をしたという充実感を持っていけるような関係が、これからの社会のためではないかと。業者さんをぶっきらぼうに扱う光景はドラマなどで見ますが、一人一人の仕事を尊重することは、社会のためには大切なことなのに、それが失われつつあります。こちらも業者さんから情報を得て、業者さんもこちらからのアイデアを受けて、そういう関係が、これから後の人たちの可能性を伸ばすと思います。

 結局これで一日が終わり、自分のすべきことが出来ずに帰宅しました。いつもこの調子です。時間はいくらあっても足りませんので、何かができなくなります。それが、全ての原因。そろそろ溜まりに溜まりつつあります。

 帰宅して体調不良で横になったまま。あまりにも具合が悪く、先日の人間ドックの健康というのは本当かと疑うごとくに。そのうちに長期の休みを検討中。

 常葉学園の坂口さんから連絡。お元気でなによりです。

 いいサンダルはないものかと思案中。

[今日の記録]
睡眠時間:4:30就寝、6:45起床、2:15時間。
天気:晴
最高気温:30度

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