2007.01.22 情報の偏り |
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センターが終了して、いよいよ受験生は本格的な入試シーズンに入りました。いろいろと相談を受けたことの中で、点数が伸びないというのがありますが、その場合、解答を見てみると、内容というよりも、答えるスタイルが理解できていないというのがありました。答えるスタイルというのは、「○○を説明しなさい」というときに、説明になっているかという点です。「○○の思想」というときに、○○を説明して思想を説明しないと答には該当しません。「Aは○○であるが、Bは××である。」というような構文です。質問の意図するところを理解できるかどうかが、鍵です。その質問に対する答え方はどうであるか、その練習が必要のようでした。 「鼓くらべ」の構造がようやく判明しつつあります。権威主義の構造をどのようにして打ち破るかです。 月曜日は詰まった時程なのですが、そういう時にこそ、いろいろな仕事が舞い込んできます。ほとんどの場合は、私が出なくても処理できる内容なのですが、そのあたりは、サービスと割り切って引き受けるものの、その仕事をしたところで、業務に格段の向上がない、いわば生産性のないものだったりするので、そういうことの積み重ねが大切であるというのが事実なのですが、よく見ないと、何をしているのかわからない状態になります。先を見ること、流行に流されないこと。岩淵先生の教えは、実は現在の日本への警鐘そのものです。 最近は、利尻昆布を使うのですが、なかなか美味です。真昆布の方が上品なのですが、鍋物には利尻昆布の濃厚な味が合います。 [今日の記録] |
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