鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.11.06  信頼 
 

  誰かにものを頼んで、その頼んだ結果、不満だと、それを指摘することがあります。むしろ、指摘されることの方が多いのですが、そういうとき、自分ですればいいのに、他人にまかせたから、そういう結果になったという考えを、ついしてしまいますが、それも道理として認めて、もう一つ、この頼んだ側で考えると、時間がないとか、信頼するとか動機はあっても、結局のところ、相手は自分の思い通りの結果をもたらすという期待があるから、その反動として苦情をいうのだと思います。
 ある意味では、期待は自分の思い通りになることを予定しているのであって、その期待を裏切ったから、相手に対して苦情を言ってしまいます。ですから、ある意味では期待している分だけ、信じていることになります。ここが大きな転換期ですね。つまり、相手は信頼を置いている余裕があるのです。さて、ここからが始まりですね、といいつつ、この話題終えます。

 親子げんかでも、実は、長年の信頼があって、つきあいが長いから、けんかするのであって、合う時間が少ない人がけんかするのとは、大違いです。その違いを理解していないで、心配するのは、局面を見て、全体を同じと思ってしまう、いわば視野の狭い人になっています。これがあぶないですね。見えていない世界をきちんと見ないと、見えている世界のみに依存してしまいます。そうなると個性がなくなっていきますね。視点をしっかり持つこと、それを「視座」と言うこともありますが、しかし、視座はもっと深い思想があります。

 医者も個性がありますから、手術の上手い下手は十分にありますね。上手い医者に出会いたいですが、しかし、本当に上手い医者なら、死と隣り合わせですね。それだけ、重症患者を扱うことが増えるからです。

 USB2.0ボードを追加。PCIには余裕がないのですが、SoundBlaster が3つのスロットを使っていて、一つのゲームポートが不要なのに気づき、それを削除して、新たにPCIに追加しました。HDDをつなげると、高速で接続できました。

 6:30就寝、10:30起床、4:00睡眠。


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