blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.06.15  15日

 紫陽花が開花してきました。がく、ではなくて、花として咲いてきましたね。いい季節です。
 ところが、すでに6月も15日。当初の予定を大幅に遅れています。かなり困ったことになりましたので、ここからスパートをかけねば。

 自分の考えの過程を書くこと、それが実は、自分の考えを見直して、よりよい考えを創り出すことだと、そういうことに気付くには時間がかかります。感想とか意見とかを書いていくのは、それは感想を書いているようで、実は自分の考えを練り直しているのです。書くことは、自分の考えを認識すること、まとめることだといいますが、そうではなくて、書くことで自分の考えを練り直しているです。認識するのは書く途中の段階で書き続けていくうちに、自分とは違う自分を演じていくことになります。それゆえ、自分の考えを練り直すことになるのです。

 普段、かなり努力していない人がいて、その人がたまに机のそばに来ると、これからの進退を含めて説諭するのですが、どうも、最近その説諭をしても、相手は説諭と取らず、好意的であるかのごとき表情をすることがあります。話すことはめったにないのに、そうとるのは、受け取る側の意識に問題があるのでしょう。しばし、様子を見ることに。人の話を聞かない人はなかなか難しいです。

 話を聞かないと同時に、読めないという人もいました。書いてある文章を読むとき、書いていない言葉を言ったり、飛ばしたり。つい、自分の頭にある語彙を出してしまい、文章を素直に読めないのでしょうね。想像力の問題ではなくて、認識力の問題だと思います。どうすれば、目の前の言葉を読むことができるか。時間をかけて練習するしかないでしょうね。

 向上するということは、自分の意識一つで変わります。かなり低い場所にいても、最後はがんばって、上位に入ることもあります。その意識の変換点は、目標がはっきりした時でしょうね。自分の力を出し切ることができるのは、それは、自信がつくときですから、何か一つ、まず努力することが大切ですね。

 先日の鼓童の演目を載せておきます。
1.剣舞
2.巴
3.もりこもり
4.千里馬
5.モノクローム
(休憩)
6.三宅
7.木遣り
8.火群
9.月冴ゆ
10.大太鼓
11.屋台囃子

 あいかわらず、椅子で寝ていますが、布団でも少し寝られるように。今日辺りからは、ちゃんと布団で睡眠をとるようにしたいと思います。背中の凝りが激しく、日中、喉の奥が痛くなるほどです。そういうときは、つまように肩のツボを押さえるのですが、一時的で、ずっとよくなるわけではありません。でも、楽にはなります。

沙羅双樹
沙羅双樹、夏椿です。今年も奇麗に咲いています。夏の始まりに清楚でいいのですが、ただ、散るのが早くて残念です。


  紫外線のせいか、涙目になります。この時期はどうしようもないですね。この涙目。

 6:20就寝、7:10起床、0:50睡眠。ただし、その前に2時間ほど椅子で睡眠。
  朝食、おはぎ2個。昼食、パン2枚、みそ汁。夕食、ごはん、みそ汁、野菜炒め、サラダ、冷や奴。夜食、カスピ海ヨーグルト。

 
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