blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.10.27  道路

 前回の阪神大震災でも、今回の中越地震でも、ライフライン復旧が急がれるのはもちろんのこと、道路のことが一番問題になりました。鉄道や道路は便利ですが、反面、隆起や陥没に弱いです。台風や天候に影響しますが、海上だと、量は多く運べます。今回も海上輸送に関しては、平常でした。ただ、岸壁の損害がない場合ですね。それに対して、道路輸送だと、路面が20cm上がったり亀裂ができると、走行が難しく、不通となります。道路とは平面であるからこそ、通行できますが、平面でないと通行は難しくなります。そういう弱さが道路にはあります。

 国道の中には、いくつか車両通行が難しいところがあって、そこは人の道となります。階段国道は有名ですが、人が通る道、それも国道には違い有りません。物流のため、人々の交通のため、道路には、いろいろありますが、今回の件でも、人間はなんとか乗り越えて通行できますから、困難も乗り越えて通行できそうです。電気、水道、ガスのライフラインを復旧し、道路を復旧して復興準備をする、そういう手順は時間がかかりますが、弱さゆえに、時間がかかる場所だということです。

 夜は事務局会議、岩淵先生、中嶋先生、熊谷さん、大野さん、本橋さんと協議。来年の大会のことなど。学会運営というのは、こういう一つ一つの積み重ねが生まれると思います。今年で任期切れですが、さいごまでしっかり勤め上げたいと思います。

 5:00就寝、6:50起床、1:50睡眠。
  朝食、ごはん、なっとう、玉子。昼食、おにぎり1個、みそ汁。夕食、お弁当。夜食、なし。

 
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