鴛鴦呼蝉庵日乗

2006.06.18  日程の調整は難しい

 土曜日は学会で、工藤さん、幸田さん、鹿内先生の講演でした。工藤さんのは時間のずれがあって、田近先生の質問にあったように、教員の動きはどうであったか、そして、どのように収束していったのかが課題です。幸田さんのは、当時の高校の役割がどのように位置にあったかが課題です。鹿内先生は学び合うということがテーマにあると思います。
  いずれの方の発表も、国語教育のこれからを考えるためには大切なことであり、今後の展開を期待しています。

 渡辺春美先生から沖縄国際大学の報告集をいただきました。

 金曜日は信州大学の金子先生と懇談。日体大の奥泉先生とも懇談。

 浜本先生が6月号より国語教育史の連載をするそうで、20回。終わったら本にしたいとのことでした。

 昨日は体調が悪くて、質問をしているときはよかったのですが、懇親会では話し続けたものの、かなり辛い状況でした。佐藤学先生も体調は悪いのに、それでもいろいろな学校に足繁く通うということは、やりがいの有無だと思います。

 金曜日に職場の同僚にインタビュー。文字起こしをしたのですが、やはり問題点は、周りの人間関係と能力です。人間関係の中心は、自分が認められるか、そして信頼できる同僚・上司が居るかが第一で、次に自分の存在価値が確認できる仕事内容かということですね。これが基本です。

 夏の学会が8/7にあるというのですが、勤務先の仕事で行けなくなりました。田近先生が久しぶりに研究ということなのに、毎年この時期はいつも勤務先の仕事になります。日本国語も行けないということで、せっかくの夏の研修期間に全く参加できないというのも、毎年のことなのですが、やはり辛いことばかりです。

 昨日購入の本。重複しているかもしれませんが。
□図表でみる教育―OECDインディケータ〈2005年版〉 経済協力開発機構  明石書店
□教科書でつづる近代日本教育制度史 平田 宗史  北大路書房
□教室からの改革 佐藤学 国土社
□学力低下論批判―子どもが“生きる”学力とは何か 加藤幸次、高浦勝義 著 黎明書房
□考えることの教育 佐伯眸 国土社
□わかり方の探究 思索と行動の原点  佐伯眸 小学館
□「学び」の構造 佐伯眸 東洋館出版社

 図書館から芦田恵之助全集のうち5冊を借りてきたのですが、重いこと、肩にずしりときました。おかげで今日は腰痛です。

[今日の記録]
睡眠時間:4:00就寝、9:00起床、5:00時間。
天気:雨
最高気温:23度

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