鴛鴦呼蝉庵日乗
2001.9.22 秋寒
   今日はこの秋一番の寒さで、秋を通り越して冬になったような気温でした。19度というのも、いきなりこの寒さになったので、つらいですね。ついに普段着も夏服から冬服に替わりました。といっても、秋用バージョンです。私の場合は、夏は浴衣、冬は着物と決まっていまして、春と秋は羽織なし、冬は羽織で寒さをしのぎます。着物は動きやすく、また暖かいのが特徴ですね。この春に角帯を買い換えました。これを使うのが楽しみですが、まだ古い角帯を使っています。本格的な秋が深まった頃に、衣替えをします。
 着物はデパートの安売りものですが、新しい帯は銀座の「ゑり菊」で購入したものです。私が使う風呂敷や和装小物はだいたい「ゑり菊」で購入しています。それは、銀座に行く機会が少ないのと、品のある小物が見られることです。それほど大きい店ではないのですが、「ゑり円」よりは「ゑり菊」の方が安心します。昨日まで着ていた浴衣は「ゑり菊」で購入したものです。この柄は珍しいので、ちょっと気に入っています。
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 はじめて和装小物を購入したは、大学に入った年で、三越で名前入りの風呂敷です。この風呂敷は味わいのあるもので、たしか、7000円ぐらいしたのですが、それでも、丈夫でしっかりしたものでした。今はどこかに行ってしまい、探さないとありませんが、色合いは気に入っていたものです。秋に似合う色でした。
 季節の中で、春に似合うもの、秋に似合うものがあります。どちらかというと秋に似合うものが私は好きです。されは寂しいからではなく、自然の色を十分に反映するからです。春ですと、緑はまだ少なく、秋ですと、それまでの花や緑の色をすべて見た上での色なので、季節の集大成という感じがするからです。
手作りの御菓子 新作。

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