鴛鴦呼蝉庵日乗
  2002.10.22 聴くこと
 表現する人は、表現する人を大切にします。よい話してはよい聞き手ともいいますね。だから、聴くことは大切なことだと思います。聴く側が聴こうとする姿勢を見せると話しては気楽に、そして相手に伝えようと話をします。聴く側が姿勢をみせないと話しても話しにくい。そう思うのです。話す側だけの問題ではない。それは学会発表もスピーチもいろいろな場面で遭遇します。こういう時に面倒なのが、第三者でいる時です。司会とか。話し手がすでに話し始めているときに、聴き手の姿勢を注意することは、話し手の関係に入ってしまうことは、話しての話す勢いを止めてしまうこと。だから難しいのです。コミュニケーションのスキルを考えるとき、聴く側の話す側の関係性についても、相対的な考察が必要だと思います。そして、聴く側がその姿勢を自分で認識できること、自己認識ですね。それができるかだと思います。

 久しぶりに国語教育研究MLの書籍情報を送信したら、大槻和夫先生より研修会の連絡をいただきました。以下、引用です。
 ◇ ◇ ◇
日本国語教育学会小・中学校部会と大村はま国語教室の会(大村先生と学ぶ会)の共催で、平成14年度国語教育研修会が下記のとおり行われます。
1.日時 11月30日(土) 13:20〜17:00
2.会場 さいたま市文化センター 3F大集会室
3.交通 JR京浜東北線・武蔵野線 南浦和駅西口徒歩8分
5.内容 研究発表と協議 13:30〜14:15
      小学校1本、中学校1本の研究発表、協議、指導講評
      講話 14:20〜16:10  
      1 埼玉大学名誉教授    井上敏夫先生
      2 日本国語教育学会顧問 大村はま先生
      展望 16:10〜16:50
        日本国語教育学会会長 倉澤栄吉先生
 ◇ ◇ ◇
 ぜひ参加したいのですが、その日は仕事があって伺えません。いや、残念です。

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