2002.10.26 学ぶ会 | |
国語教育と実践に学ぶ会の100回例会がありました。たぶん、はじめてあんなに集まったのだと思いますが。懐かしい面々と会うのはいいものです。榎本隆司先生の厳しい指摘は、しっかりしなくてはと思いを新たにいたします。高野光男さんの発表だったのですが、田近先生の1950年の歴史事実からの読みとり、1970年の主体性の読みとり、その次に1990年は何になるのか、それを期待してのご意見はさすがでした。歴史認識をきちんとしないと、研究は難しいものです。帰りは大平浩哉先生と一緒。本当に久しぶりに話ができました。いい映画もあったとのこと。原稿作成の方法を教えて下さいまして、明日はそれに没頭します。やっぱり、時間は足りない。 漱石の『こころ』はいつもながら、身につまされる作品です。その作品をどう向かい合って、自分の読みを認識し、よりよい読みを構築できるか、その方法としての作業が始まりました。どういう方法かは、ここでは触れませんが、資料作りで3時間。やっぱり大変です。今年はなんとかその成果を記録していきたいと思います。 情報活用教育の情報概念が一般や指導要領とは違う概念規程をしないといけないことが判明。しかし、情報収集する読みは結局既成概念のままのスキルになりやすいので、注意が必要。詳しくは後日。昨日も田近先生と情報教育について話し合ったところ。最近は情報の取り扱いの問題について考えることが多いですね。 本日購入の書籍。 『国語 6年』西尾実編 信濃教育会出版部 |
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