2002.10.27 王道
 先週の寝不足の疲れで、昨日は1時前に寝てしまいました。それで、今朝は9時から仕事をしようとしたのですが、パソコンソフトのインストールをする必要があって、ついでにメンテナンスをしてたら、時間がかかってしまいました。ただ、時間を掛けた分、使いやすくなったのと、今までの少し問題のあった部分を修復できました。久しぶりにTeX環境もweb2cからダウンロードして最新版にしました。辞書もリーダーズプラスを追加して、翻訳効率を高めて、英文のサマリーもすぐ読めるようにしました。一番の成果は、起動時に必要のないソフトをロードしていたのが判明したので、それを解除して、起動時のdllも整理して、javeの設定も変えたら、起動がいくらか速くなりました。こういうのは余裕があるときにするから判明するのであって、それだけの勢いを持っていないとなかなかできないと思いますね。だんだん思考も体調も戻りつつあるから、ほっとしてます。ただ、衰えているのが体力。筋力はかなり低下しました。また、タッチタイピングも2年前に比べてかなり落ちましたね。自慢になりますが、若いときは話す速度とおなじぐらいにタイピングできたのですが、今はだめですね。話す速度の2倍程度かかってしまう。それでは、タイピングの意味がないので。音声入力も考えていますが、パソコン相手に話すのも、何か気がひけるので、やっていません。いずれ認識率が上がれば導入しますが。パソコンソフトでも、最近はフリー版が増えてきています。筆自慢のフリー版もかなり高機能ですし、もっともすごいと思うのが、Delphiのフリー版。配付は不可能ですが、自分で使うソフトを作れてしまうというのが、すごいですね。それとBorlandのCコンパイラ。LSCの試食版しかなかったので、BorlandのCをお使いの方には強い味方だと思います。学術的にもJUMANやBreakFast、Chasenなど高機能なものもありますね。それらを使いこなせれば仕事も捗ると思います。

 昨日の研究会で、文化庁の野村敏夫さんと久しぶりに会談。野村さんの視点はいつもながら鋭く、客観的に指摘できる点、それも本質をつかまえようとする点が鋭いと思います。大平先生との話では、情報の取り扱いは、教材に関わる情報を集めて、教材の読解を深めていく作業にしていくことであるとのことでしたが、もちろんそれは指導要領に則ったこと。実際の授業では「王道なし」とのことでした。「羅生門」の実践ではさまざまなものがあります。それは、王道としてのスキルではなくて、児童・生徒を対象したものであるから、それだけローカルなものになるのです。そのローカルなものを教師の裁量で組み立てていく。そこに授業があります。では、学習は、となりますが、それはまたこれからの話で。

 このページのベースの色を少し変えました。明るくした方が読みやすいので。ふと思ったのが、ホームページの色で、金色と銀色は再現できないのではないかということ。メタリックはgifやjpegでないと無理ですね。それはなぜか。メタリックの要素は三原色ではない別の次元にあるからですね。ちょっと考えつきませんでした。

 さすがに寒いので、明日辺りから普段着は冬着にしようかと思ってます。浴衣ともお別れですね。京都旅行にも持参した浴衣ですが、洗って縮んできましたから、このシーズンあたりが最後かも。来シーズンまで着れたらいいのですが。ちなみに寝るときは寝間着です。ただ、ガーゼの寝間着はあまり好きではないのですが、安いので使ってます。本当は浴衣の方がいいのですけど。

 枕を変えました。新しい枕はまだレビューの段階ではないですが、しばらく試してみます。布団も干したので、今日は、といってもまた遅くなりますが、気持ちよく寝られたらと思います。明日からまた寝不足の毎日がつづきます。締め切りばかりで、休まるときがありませんが、それも暇よりも幸せだから、いいのではないかと思いますね。

 本の支払いが溜まってました。今月はちょっと買いすぎで、古本で10万円。ここ数ヶ月は抑えていたのですが。来年は個人の科研費をとる予定なので、それまで我慢ですね。通かわかりませんが。でも、別の振興会のを申請しようと思います。外部研究費は助かりますから。申請に時間はかかりますが、最近は申請書類の論理性についても理解できるようになりました。今年は申請しませんが、来年は大きな申請を考えています。浜本先生を代表者にして、4年程度のC(1)を予定しています。それよりも、現在のC(2)もそろそろまとめる時期となりました。これもいい資料なので、田近先生の退職記念ともなりますから、年明けは集中して執筆します。

Copyright 黒川孝広 © 2002,Kurokawa Takahiro All rights reserved.