2003.01.01 年頭
 2003年になりました。人に見られるために始めたのではないのですが、いつの間にかいろいろな人に見られていました。もっともトップからリンクしてあるから、見られるのは当然なのですが、反響があるとは思わなかったのが事実。今まで、ソフトのヘルプに入れていて、その前には自主ミニコミ誌に出していたものが、形を変えてこのようになりました。
 もとはといえば、1982年2月の冬に開始して、それからいろいろな表現活動をしてきました。印刷による表現も含めて、書くという表現を追求して、いわゆる「書道」表現と、文章表現と、いろいろな形で「書く」ことの表現を考えてきました。それが実際の業務の研究とつながり、書くと言うことを狭めて来ました。
 その中でも自分の言いたいことなどをどこで表現する、その中でwebが普及し、表現方法が拡大してきました。マクルーハンの言う世界とは異なってきましたが、表現の手段が増えたのは事実です。でも、文章による、ことばによる表現という事自体は変化ありません。

 届けるのはことばでなくて、「こころ」です。ことばが伝わることは大切ですが、ことばが不十分でも、「こころ」が伝えられればいいのです。コミュニケーションとは正しくことばを伝えるのではなくて、正しく、いや、正しくなくても、言いたいことの中心である「こころ」を伝えたいのです。正しく理解するよりも、理解されたいという意識。それを大切にしたいと思います。

 昨年は今までの人生でも、指折り数えるほどの辛い年でした。たぶん、こんなにひどい年はないでしょう。いや、そう願います。今年はぜひ、その分、辛さを底力に活かしてがんばりたいと思います。
  1.論文の完成
  2.全国大学の大会の成功
  3.国語教育史学会の運営
  4.研究目標の設定
  5.コミュニケーション実践のまとめ
  6.本の整理
  7.ソフトの更新
  8.webの更新
 あと、なんでしょう。たくさんあるでしょうが、今思いつくのはこのことか。あるいは金銭感覚の正常化も入るでしょう。自分で思いつかないこともあるでしょうが、でも、かけがえのない時間だから、今のこの時を大切にしたいと思います。いろいろあった年もいやなこともありましたが、それもすべて自分の糧として、辛いことの全てに感謝して、そして、いろいろな人との関わりを感謝して、そして、それを活かして、何倍にもして自分を成長させたいと思います。今年を勝負の年として、区切りの年としたいと思います。

 一日、一日、がんばりたいと思います。まだまだ睡眠不足もあるでしょうし、苦悩の日々は続くでしょうか、前進を目標としてがんばります。いろいろな人に感謝して、そして、出発です。残された時間はわずか。最大2016年までに完結する予定です。

 まずは、年賀状の返信から始めます。

今年の年賀状です。

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