2003.01.13 変遷
 成人式の今日、町では和服や正装をした成人たちがあふれていましたが、例年よりは少ないようです。ラジオでも、写真館の人へのインタビューで、例年よりかなり少ないとのこと。昨日個人的にしてしまう方もいたようです。分散化というのもありますし、少子化の影響もあるようです。成人式の在り方というのも、その時代を映す鏡です。小説や漫画、映画、音楽などが文化の歴史を表します。成人式が時代を表すと同時に、成人個人が自分の歴史を表す一つの節になります。成人という区切りが自分の歴史を考えると、平均寿命の78歳ぐらいとして、20歳、40歳、60歳という節目があります。80歳となると、成人式が4回目ということで、20年ごとに節目を迎えることは、生き方としていいのかもしれません。会社員で60歳定年として、大卒の場合は、38年間つとめます。19年勤続で会社の中間にあることになります。その意味からでも、20年周期というのは生き方として考えやすいかもしれません。

 新年二回目の徹夜ですが、その後、がくっと風邪かひどくなりました。今日一日は仕事になりませんでした。暖かいのが救いでしたが、睡眠は大切です。

 歴史を定義するのは個人の価値観で、事実はその事項は残っても価値は解釈となります。しかし、その価値を含めるかどうかも解釈となってしまうことがあります。イデオロギーを排除して考えることは、有る意味ではイデオロギー的な思考をすることになりかねません。そうなると、思考の方法自体を変える必要があります。思想的な価値観は、思想としての操作が必要であり、そして現実的な思考も必要となります。それゆえ、思想の組み替えは思想自体を再構築するようでありながら、旧来の思想のままで思考の置き換えをしまいがちです。それゆえ思考を変えることは難しいのです。

 しゃぶしゃぶや鍋をするとき、野菜から食べて、肉を最後します。肉が入ると灰汁が出てしまうからで、最初に野菜を食した方がなんとなく消化もいいようです。好きなモノから食べればいいのですが、野菜を多くとって最後にほんの少し肉というのがいいかもしれません。もっとも私は最近肉をあまり好まなくなりましたが。だから、外食時はあえて肉食にしたりします。魚食が多かった子どもの頃の経験からその習慣は定着したと思います。

 話しても話しても自分の考えがまとまることありません。自分で解決するしかないからです。

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