2003.01.14 平静 | |
本当のこととは何か。というと漫画「ぼのぼの」のような感じさえ受けるでしょう。本当のことは言えるか、あるいは書けるか。これも永遠の問題。作家研究は作家が書いた文章を元にするが、しかし、作家が本当にその気持ち通りに書いたかどうかは不明であって、作為的な場合や、記憶違いの場合もあります。それゆえ、作家の表現した文章は証拠としてかなり信憑性が高いが、実際に信用するには、検証する必要があると思います。 文化研究、いわゆるカルチュラルスタディズの場合は、文化そのものを研究するというよりも、文化の側面から研究するというのが今の実情のようです。作家なら作家を影響した文化そのものを研究し、作家がその時代に生じた、作品を執筆した理由を時代背景として捉えるものですが、これも、同時代にあるからそのがそのまま影響したとはいえないと思います。影響関係を調べるなら、成育過程で目にしたモノ、身にしたモノ、触ったモノなど全てを調べ上げる必要があります。いわば執念としての調査です。そうでないと確かなことは言えないでしょう。 人の気持ちもそうです。実際にインタビューでもしないかぎり、なかなかわからないものでしょう。周りから見て、どうなのかなんて、判断できるほど人の心は甘くないと思います。 いろいろい難しいことを抱えて、来るべきXデー、そういえば、そういう日はたくさんありますが、まずは一番面倒な来月のXデーまでは辛い気持ちを支えてがんばりましょう。 hppbでhtmlを入力するのは、そろそろやめようか思います。他のソフトを探して、次なる展開に向けようかと。考えているのがあるので、近々、試してみるつもりです。少しずつやりたいことをやり続けて、チャンスを待とうかと。そしてポストモダンの本もいくつか買いたいと思います。ポストコロニアルとポストモダンをもう一度整理しないと。 |
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