2003.01.15 裏目
 うまくいかないことがあります。締め切りにあせってしまい、それで出すと中途半端やミスがあって結局相手に迷惑をかけてしまうことがあります。そういうときは、かなり申し訳なく、なにもできない自分にはがゆさをかんじます。裏目に出ることは頻繁で、それでショックを受けてしまうのはたびたびですが、ならば、どのようであればいいのかもわからない。そんなものかもしれません。ひっしにがんばろうとして、とりつくってもけっきょくはだめなことがあります。その繰り返しで生きているのかもしれません。

 金色というのがあります。でも、絵の具まぜても出せない色です。いろいろな色をまぜても無理です。たぶん、金色というのは、色ではなくて光沢なのでしょう。質感ということです。色と質感と別次元なのですが、見えるからそれは色なのです。

 別次元だけど同次元にするもの、それはいくつかあります。その中にもしかしたら、分類できない真理があるようです。

Copyright 黒川孝広 © 2003,Kurokawa Takahiro All rights reserved.