2003.01.30 睡眠時間
 睡眠時間は一定だと楽ですが、調子を崩すと、うまくいきません。いつも4時間睡眠をしていたので、ふと、5時間睡眠をしたら一日眠くてしかたありませんでした。それで、今日は風邪がよくないので、7時間睡眠にしたらもうだめです。もうろうとしていてすっきりしません。それに、暖房を入れているのに、なぜか寒気が。風邪なのはわかってていも発熱も咳も頭痛もしないので、どうも変な感覚です。

 変な感覚は最近左目に生じています。パソコンの画面の左側には向こう側が見えて、台所のシンクが見えます。深夜に作業をしていると右から左に緩やかな影が通り過ぎるのです。それは透明の揺らめき。そしてそういう時には必ずパソコンの画面が揺れるのです。昨日の夜には、蛍光灯による私の頭の影がすこし揺らいだのです。超常現象については科学的な根拠がないと信用しませんが、しかし、あり得るとは思っています。なぜなら人間の科学はまだ十分でないから説明できないことはたくさんあるからです。その一つか感情です。
 感情というものは、勉強も好き嫌いの判断が有る限り、感情になります。好悪の判断があるものは理性では分割できないもの。それゆえ感情として考えられるのです。感情として認識するには、理性としての働きを抑える必要があります。それゆえ、理性は感情を認識するときに、感情という理性で認識するので、感情を感情の立場で理解紙得ない。だからこそ、他人を認識するときには理性という装置によって感情を別物に一度置き換える作業があります。それゆえ、理性的な人は、感覚として受け取るのではなく、現象を、現状体として受け取るのです。現象体が現象と異なるものであるとを自分の理性で把握しようとする動きに他なりません。もし感情が理性によってコントロールできるのなら、いらいらややる気がない状態は消失できます。それができないのは、理性は感情によって支配されているからです。
 感情というものを否定的、いや理性との対極に置いて、よくなものとして考えることは、すでに感情という枠に入っている自分、あるいは感情という壁の厚さを証明していることになります。
 左目を通過する透明なわからない影を見たことは事実なので、そのことを信じます。ただ、それが何であるか。わかりません。ただその影が気になるのは事実で、そしてそれが最近続くのが不思議です。

 励ましというのは、励まされる人を信用しているから通用するので、そうでないと嫌みになります。そんなことのメールが届きました。夜遅くまで働いている人なので、日中に連絡いただくのですが、私はそれほど気を使っていなかったのが、結果としてよかったことになります。存在価値は何かという問いもありましたので、ちょっと考えるチャンスではありました。

 締め切りに追われて精神的にも余裕がないのがつらいですね。


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