鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.03.17 引っ越し

 浜本先生が23日に研究室の荷物を引っ越すとの連絡が来ました。新体制がまもなく始まります。そして、明日は田近研究室の引っ越し。いよいよです。この期に自分も意識をしっかり変えて、集中したいと思います。以前も大平先生のときもそうでしたが、寂しさはあります。それと、次への期待。ただ、変わらないのが恩師への思い。それはいつもあります。大平先生とは研究のみならず、映画でも親しくさせていただき、田近先生とは研究のみならず、星座や地域のことやら、いろいろな文化研究的な視点で話ができました。浜本先生とは研究のみならず、どのようなことを話ができるか、楽しみです。

 冷たい雨の中、いそしんで銀行へ。あまりの寒さに途中店に入って、ココアを飲みました。石川啄木を思い出したのは、そう「ココアの一匙」です。紅野敏郎先生の講義で、「呼び子と口笛」の話で一時間でした。「はてしなき議論の後」で、感銘を受けたのを覚えています。ことばのチカラではなく、紅野先生の伝えようとするチカラに感銘したのかもしれません。
 感銘といえば、中野幸一先生の講義でした。笑顔の中の厳しさ、調査の徹底です。中野先生と田近先生はほとんど同時期に上野図書館でこもってました。そういう偶然を私は楽しんでいます。研究者だけが知る、図書館の事情。それはかけがえのないことです。

 明日はいろいろ動き回ります。外勤の一日となりそうです。年末恒例のパズルも、進展しませんが、細かなことを一つ一こなしていきます。

 レンタルビデオで、「やんパパ」がもうでてました。ほのぼの作品ですね。最近では「アンティーク」がよかったですね。しばらくレンタルビデオ屋通いは続きそうです。それと、音楽。いい音楽を聴きたい衝動はまだまだあります。

 アメリカに注文した本が、2ヶ月たっても来ません。在庫がないなら、連絡があってもいいのにと思います。ドイツやイギリスの本屋さんは迅速だったですね。もっとも、アメリカのカルフォルニアの古本屋さんは迅速でしたね。一週間かからないで届きましたから。

梅 梅の写真の続きです。時折ここで紹介します。あまり解像度は高くはありませんが、それでも、美しさは雰囲気とともにあります。素材の中に美を見ることができるかなのでしょう。

 htmlを「Another HTML-lint gateway」で構文解析しました。いろいろエラーが多かったですね。一度試してみるといいですよ。このページもスタイルシートに依存していないところがあって、細かな点では不十分のようです。


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