鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.04.09 抜糸

 勤務先を早退して、口腔手術後の抜糸をしました。消毒の時に染みまして、これは手強いと思い、そして表面麻酔をしてもらって、7針すべての抜糸。「ちくっとしますよ」と言われて臨んだのですが、ちくっ、どころが、ずきんとしました。それを7回我慢して、完了。傷口はきれいだそうで、安心しました。今回とてもいい先生に出会い、説明も丁寧でした。手術後より目の痛みと頭に痛みが走ったのですが、術後のためであることがよくわかりました。それと、手術時に神経を抜いた上の歯のちょうど真下にある歯も痛んだこと、それは三叉神経の影響ということで、理解しました。三叉神経痛の弱い状況でしたので、歯の痛みが頭痛の素だということは、理解しました。
 しかし、再発はしやすいとのこと。それと切り取った膿の跡が回復するには、一年かかります。前歯も堅いものはかめません。神経を抜いた歯の穴もまだ残っています。これからはかかりつけの医者での措置となります。
 抜糸後、しばらくは針のような痛みがありました。夜になっても続きましたが、神経のせいでしょうし、知覚過敏になっているようです。数日すればおさまるものと思います。一ヶ月後に検診して、それで完了予定ですが、これからのケアと再発対策も必要です。まだまだ気は抜けません。ただ、この時期に処置してよかっだですね。ようやく笑うこともできます。今まで笑うと糸が張って辛かったですから。

 長襦袢を探して呉服屋を2軒回りましたが、ありませんでした。出来合の男性用長襦袢は現在作られてないのではいかということです。まだ残り品があるかもしれませんで、数日探してみます。
 ただ、一つ入った呉服屋で、寝間着を発見。それも浴衣仕立てのもの。ガーゼのはどこでもあるのですが、好きではありません。着心地が悪いのです。それで、浴衣仕立ての寝間着を探していました。こういうのはネットではなかなかないもので、さすが、呉服屋ですね。ありました。ただ、大きな店にはなくて、小さい店にあるというのが、不思議です。いつも買い物をする呉服屋が数年前に店じまいをしてから、なかなか買う場所がありませんでした。もう少し呉服やを探すことになりそうです。
 長野産の汁椀を買いました。職場でちょっとした吸い物や、汁粉を食すためのもので、一木彫りです。修正材ではないので、手触りがいいですね。木の器、檜のもありましたが、さすがに重くてだめです。軽くて持ち触りがいいのが、望ましい食椀です。抜糸も終わり、傷口が閉じてから使おうと思います。


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