鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.05.08 初夏の天気

 雨でした。といっても、雨の時はまだ起きていました。深夜になってから、学会の運営マニュアル作り。で、終わらず朝7時に断念。就寝。ところが、間違い電話で11時に起こされる。荷物など受け取って、2時に再び就寝。4時起きる。で、計5時間睡眠で、その後は細かな作業をいろいろとして、夜になって昨日の仕事を再開。今日も何時になるか不明。これが終われば、自分の仕事を再開可能。
 でも、8時間近くあぐらをかいていたので、今朝から腰痛。寝ながら痛いという思いでした。運動不足かもしれません。

 何かしていないと、どうも考えすぎますね。よくない傾向です。

 どの人のwebの日記もそうでしょうけど、関係者が読むと、なにか問題があったり、苦情があると自分の問題、あるいは卑近な問題として受け取られがちで、実際は一般論であっても、そうでないように思われます。その根底には何があるか。それは、受取手が自分の都合のよいように解釈したいから、自分とは思惑が違ったという意見になるのでしょう。
  誤解というのは、自分の思い通りに解釈しない相手に対しての抵抗、あるいは困惑の表現です。そこには相手意識よりも自分の意識が先行します。自分の思惑というものは、ある意味で予定調和的な意見であり、その意見に沿っていくことで、自分の解釈の正当性を高めていきたいという希望です。事実はそうでなくても。他人は自分の意識よりもほとんど少ないぐらい、思っていない、意識していないというのが、事実。でも、意識していると解釈してしまいからこそ、期待値が高くなる。期待することはいいことですが、高すぎることで、相手への過剰な要求は、相手への迷惑ということではなくて、自分の期待値への達成の喜びと、不達成への悲しみということになります。それゆえ、事実をどのように認識していくか、ここが解釈の分かれ目でしょう。

本日購入のCD。中古です。中古は安いですね。どうしてでしょうか。
東京少年「もういいかい」 \500
東京少年「帰り道 」 \500
東京少年「陽のあたる坂道で」 \250
 なんで、今更、東京少年か、自分でもわかりませんね。衝動買いです。なんとかなく、頭に浮かんだのが東京少年笹野みちる。それでつい購入。よく考えたら、岩井俊二の本に書いてありましたね。だからか。「陽の当たる坂道で」はなかなかいいと思いますけど。プリンセスプリンセスもいくつかいい曲がありましたね。あのノリではないかと。懐古になっていますなぁ。でも、今今のものも興味があって、聞いてみたいのが、下記に。これらも、いずれ聞きましょう。

メリー「現代ストイック」
baroque「スケベっ子ボーイ」「東京ストリッパー」
ナイトメア「自由奔放天真爛漫」
Waive「INDIES」「キミノヒトミニ恋シテル/わがままロミオ」「春色」
人格ラジオ「証拠」
D≒SIRE「終末の情景」
deadman「SiteofscafFold」
JILS「SAD SONGS」
MUCC ムック「葬ラ謳」「痛絶」
Pierrot「パンドラの匣」
Dir en grey「MACABRE」、「GAUZE」
deadman「SiteofscafFold」
BUCK-TICK「ONE LIFE,ONE DEATH」「狂った太陽」

 KitKat、買いました。まだ見ていませんが、深夜に見ようかと。見たい、聞きたいものが増えてきました。絵も見たいですしね。それと、編集意欲が。プログラムも作りたい、DVDのオーサリングもしてみたい。写真も撮りたい。しかし、今のパソコンの解像度では私の思う表現は難しい。テレビだって、ハイビジョンでも、1100程度の画素であるから、それならスティルの方がはるかにいいに決まっています。けど、デジタルだからできる表現はないか、それを模索したい。今はまだスティルの表現をデジタルにしているわけで、でも、例えばアニメなどは、CGよりも手書きのほうがいい印象がありますね。レポートも同じで、パソコンが書いたレポートやグラフはつまらなくて、手書きの方が訴求力がある。そういう意味ではデジタルよりもアナログの方がはるかにいい。だから、それを共通にするのではなくて、デジタルだからいいという表現を模索したい。インターネットは表現の場を広げても表現の内容や方法は広げていないというのが私の持論。だからこそ、これからの表現が必要。そういうことがどこまで通じるかですね。
 たとえば、書道の場合、フォントで書体登録しておいて、それを駆使すれば、お手本はすぐにできるというのは、画期的だと思います。まだだれもしていませんが。そうい方法も可能でしょう。

 明日は定期検診。で、来週が最終レントゲン作業。でも、最近どうも歯茎の具合がなくないので、最悪の場合は再治療か。それはそれでいいかと。


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