浜本研究室で、今日は時枝誠記と学力論についての研究会。充実したいい会でした。その後浜本先生と国語教育研究のあり方について話し合い。議論というよりも、お互いの認識を深め合いをしました。意見交換ができ、研究の姿勢を学んだ気がします。
それで沖縄からライチが届いたとのことで、さきほど食しました。なかなかの味です。
研究室に一人残って細かな作業。で、出たのが、23:58。まだ大隈講堂前には多くの人が演劇の練習をしていました。大隈行動の時計は2分遅れていないかと、疑問が発生。明日確かめます。
急ぎ、地下鉄の駅まで走り、帰宅が1:20。あわただしく、明日の準備。今日はこれで終わります。いろいろな仕事をしたいのですが、明日もあるので。
さて、再び意識のことです。このことは何度も書いていますから、同じ内容になっています。タイトルも同じですね。重なりのないようにするのは難しい。
成功と失敗という議論があります。傍目から見たら成功と思っても本人は失敗だと言うことがあります。そうなる、成功と失敗という観点は見る人によって変わりますので、相対的なもので、誰が見てもこれが成功だという基準はないことになります。
以前のサッカーのワールドカップでも、「力及ばす」と書くか、「がんばった」と書くかは、書く人の基準がわかります。「力及ばす」と書いた場合は、もっと上位になることを来たいしていました。「がんばった」ということは、検討したことを重点に評価します。
「裏切られ」もこの範疇で、期待していることを相手がしないから、うらぎられた気持ちになります。その期待は何かを議論せず、相手が期待に応えないことを問題にします。そして、それが相手へのいやがらせへ発展します。それは、やっかみや嫉妬でもあります。いじめの構造がその基本的な部分で意識していることを考えれば、認識論として考えることができます。
相手が困るだろうという示威行為は、ある程度相手が反応するから成功するわけであって、相手が反応しないと成功しないのです。それゆえ、相手がいないと成り立たないことなのです。いたずらがその典型ですね。相手がいるからその行為が存在する。いじめもそうです。相手がいないとその行為は存在しない。それゆえ、相手の反応に依存します。相手が無反応だと、いたずらをした意味がない。反応するからしているわけで、その時点では、すでに主導権は相手に握られています。
復讐という行為も相手がいるから成立するのであって、相手がいないと成立しません。相手に依存するからこそ、すでに相手が主導権を握ってしまっています。そして、もう一つ、復讐しようとすること自体が、自分自身が相手に劣っている、負けているという現実を認めてしまっています。勝ち負けの問題ではないのですが、復讐する目的の優越感というのは、すでにその時点で相手に負けていることを認めますし、相手の反応によっては失敗となることがあります。失敗というのが相対的であれば、相手の反応も期待の度合いによって成功・失敗の基準が異なるからです。
よくいたずらを受けますが、その場合、いたずらをする人は何を期待しているのか、その期待の度合いを考えたりします。
で、このことと、不定愁訴が重なるような気がしてます。自分は何かを期待して、それがうまくできないから、鬱になる。あるいは不安になる。この場合は自分が自分に期待しているのです。その期待が何かかが、相手が自分だけによくわからない。だから、治りにくいのでしょうね。
自分の問題を自分で解決できる人は強いですね。たいがい人は弱いから、他人の力を借りて自分の力を伸ばします。相談とか、励ましとか、反映とか、投影とかで。
このテーマ、まだまだ続きそうです。
Mist of Rougeを調べたら、すでに今年解散していました。もう聞くことのないバンドだったのですね。栄枯盛衰の音楽業界で生き残るには何が必要か。
音楽の発表を断念した人と話しました。仲間の意識が離れてしまったようです。もっと積極的に取り組んでもよかったのに。残念ですね。
明日は早稲田の国語教育学会です。評価について、長谷川さん、熊谷さん、安彦先生がシンポジウムに登場します。
パソコンの故障をよく聞きます。ハードディスクなら新しく交換すればいいのですが、ディスプレイだと、治るまで全く使えないというのが、大変ですね。いぜん、ディスプレイが壊れたときは、代用品を借りて使いました。実に不便でしたね。
4:00就寝、7:10起床、3:10睡眠。充実した睡眠がとれません。夜中、いや朝になんども目が覚めます。暑いからか、湿気か。原因特定せず。
本日購入のCD。
○Skoop On Somebody「Singles 2002-1997」
○Handel「Music For Royal Fireworks(Original), Water Music: Niquet /
Le Concert Spir」
予約していたのを忘れてました。
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