鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.07.15  結晶化

 3月の手術の経過を見るために、口腔内科へ。歯根にある骨が雑菌によって腐り、膿がたまったのを摘出する手術でした。手術は比較的簡単にでき、90分ほどで摘出終了。しかしその後も再発するおそれがあるので、経過をみて検診を受けていまして、本日で口腔内科の処置を終了しました。レントゲンで見ると、空洞に骨が結晶化しているのがわかります。それで歯科治療を開始。大学病院での検診のあと、地元のかかりつけ歯科で歯を埋める作業です。まだ骨が完全には再生していないので、しばらく様子を見ることにします。数ヶ月しないと結晶化は終了しないでしょう。それからが本格的な歯科治療が始まります。
 それにしても病院のはしごは辛いですね。あっちでもレントゲン、こっちでもレントゲンですし、それに口開けること再度。歯科では口腔内科の治療の跡を見るためにいろいろ調べてから治療です。もちろん口腔内科からお手紙をいただき、歯科に渡したのですが、それでも十分な観察が必要で、いくつか調べて、そしてとりあえず穴を埋めて今日の所は終わりです。しばらく様子をみます。というのも、隣の歯の神経がいずれ雑菌が入ることが予想されるので、その前に神経を抜くことに。ただいつかは不明です。今年中は間違いなしですね。治療するのに、その悪化をすでにわかってしまっているというのは、複雑です。早めに治療するか、それとも悪くなってからにするか、どちらにせよ、治療は継続していきます。

 このごろはツバメが飛ぶのをよく見ます。例年見てもこの時期はひなのためのえさ運びで大変ですね。そのツバメ忙しすぎてものにぶつかりそうになります。雀の若いのもそうで、簡単に道を飛んでいますね。それですぐぶつかりそうになります。弱々しくてあぶなかっかしいのですが、それが練習なので、一つ一つ無事に過ごしてほしいと思います。商店街などの軒につばめの巣をよく見かけます。危ないようですが、しかし、軒のせまいところはカラスが入り込んでこないのでしょう。

 人生は誰も見通すことが出来ません。だから、可能性といってもそれは未知のことであって、先にはないのが可能性。まだ何もしていない段階での確率の数字です。ところが強く信じて、願うと夢が叶うことがある。それは、信じること、願うことで、あきらめずねばり強く努力するからです。努力があってこそ、叶います。宝くじなどの偶然の確率であっても、買い続けることで確率は上がります。その努力です。3億当てるのに2億つぎ込んでも収支から言えば利益ありなのです。
 強く願うこと、信じることは努力につながりますし、また信念につながります。願うことは未来になにもしません。しかし、願うことで今の生き方、姿勢を変えることができます。自己を換えていくことで伸長するのです。自己改革を常にしていくこと、それが学ぶというテーマの解決の糸口です。

 一つずつ、一つずつ調べてその積み重ねが研究です。時間がかかるのは当然ですが、その結果が楽しい。わかりきった結果はつまらいですね。調べていくうちに見えなかったものが見えてくる楽しさが研究の楽しさです。一つ一つ調べていきます。いつ完成するかわかりませんが。

 3:30就寝、6:00起床、2:30睡眠。またもや座椅子で寝てしまいました。それで寒くて目が覚めて一日の作業を開始。電車のなかでうつうつらして、目が覚めると中野駅。次が新宿、乗り過ごす寸前の四谷でやっと下車。帰りも四谷からうつらうつら。それで余計眠くなることに。


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