鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.07.19  口内炎

  今朝、さすがに昨日の段ボールの山で注意を受けました。確かに傾いでいましたからね。今日も荷造りで終わりました。体力勝負なのですが、腰に負担が。本はさすがに重いですからね。

 昨日はメモをしようとしていたのに、そうはいきませんでした。

 急いで仕事を終えて、東京ステーションホテルの「ことば文化研究室」開設記念パーティーに参加しました。田近洵一先生のお祝いです。岩永先生、牛山先生とも久しぶりでした。学会以来ですね。で、新井啓子先生とお話。指導主事を経て現在は現場だそうです。さすが新井先生はするどいですね。江戸川の高木先生も堂々たる指導者です。
 その会で田近先生は、「オーソリティに対して疑問を持つ」のが自分ではないかと分析していました。午後のシンポジウムと講演には参加できませんでしたが、おおよそ検討がつきます。田近先生は優しいようで、冷徹ですから、研究や実践者には多くを要求します。しかし、実際はその意識を求めているので、怠惰は認めません。というと冷たいように聞こえますが、他の方にはスキーやボーリングを教えたりと、いろいろと交流をしていました。それがよかったと思いますね。ことばを教えるときに、言葉の単語や使い方ではだめで、相手との意識によって言葉は決まりますから、まずは人間関係を作るのが大切だと思います。言葉の力は、相手への信用度によりますから。そのためには、言葉に真実を込めないといけませんね。上滑りでない真実、真意を。
 田近先生へのお祝い、印刷機がいいか、コピー機がいいか思案中です。近々決めないと。

 今日はいくつもの涙を見ました。自分はこのままでいいのかという不安です。自分の問題だから、不安はなかなか解消しません。これから数ヶ月その状態が続きます。どんどんがんばっていくしかないですね。がんばっていく意識があればいいのです。意識が。

 4:30就寝、7:00起床、2:30睡眠。まだまだがんばります。


前へ 目次 次へ
かくかい Copyright 黒川孝広 © 2003,Kurokawa Takahiro All rights reserved.