鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.09.03  無限膨張 
 

 今日のウィルスメール240通を超えました。いいかげん、対策を練ることに。今まで発動していなかった、サーバーの受信拒否機能を発動。これで、激減しました。機能追加後は、1通のみ。

 職場の冷房、効き過ぎて、足がだるくてしかたありません。職場の机は本の山で、机上に置けない本は本棚に。そして、そこにも置けない本は、足下に。で、その足下に本棚があるのですが、その上の段の本を撤去。そこに毛布を引いて、オットマンに。だるいときは、そこに足を載せて、休めます。純毛の膝掛けも活躍しています。

 で、本ですが、もう置き場にかなり困っています。自宅の本の山も最近、ぐらぐらしてきました。いつ崩れてもいいようです。パソコンソフトの本も結構あるのですが、もう処分しないと、空間が作れないかもしれません。
 一番やっかいなのが、書類の山。不安定で崩れやすいのですね。大きさもばらばらですから。
 それで思ったのは、増殖には限りがあるということです。限られた空間だからこそ、本の置き場も限りがあります。だから、時には整理する必要がありますね。整理することは、自分の領域の縮小にもつながります。それゆえ、領域を減らさないように選んで縮小します。限られた空間だからこそこういうことになるのですね。
 それは、サイトでも同じかもしれません。同じコンテンツを維持するのは難しいことです。このサイトでも、プログラミングや本などのコンテンツは縮小しました。それは、なくすのではなくて、むしろ、削ることで他の領域を広げていくことになります。広げていくこと、それは、一部を削除することなのですね。それゆえ、サイトというのは、流動的であって、固定されたものではないのです。だからこそ、バージョン管理が必要ですね。そして引用もいつの引用かを明記する必要があります。
 このサイトも拡張した結果の産物ですね。当初はいくつものレンタルスペースや独自スペースで運営して、そしてエントランスサイトを作成してからは、そこを中心にするようになりました。しかし、それでもサイトは膨張します。それゆえどこかで縮小する必要がありますね。
 縮小をそのまま縮小というものでとらえるのではなくて、別の新しいコンテンツの領域作りのために縮小するというように考えると肯定的です。
 私の場合は、その縮小する、つまり整理する時間がないのでそのままなのですね。そこば理屈ではなくて、怠惰です。

 風邪が進行しています。まぶたの腫れが出てきました。風邪の症状がだんだんと。明後日当たりが一番、怖いですね。

 四人展の作品作りです。まだ、イメージが湧きません。今日も夜明けまででしょか。明日は搬入です。

 4:00就寝、7:00起床、3:00睡眠。


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