鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.09.24  秋鬱 
 

 秋になると、憂鬱、いや鬱病になるということがあります。春から夏までが一年で、秋から冬は下降期です。そして、冬は、春待ち状態。そういうことがよくありますね。きっと、何かを期待して、そしてその期待がうまくいかないとき、その時の感情が、もうだめかなという意識になって、リセットしたくなるのでしょう。
 だからこそ、新しい展開を秋に求めたいのですが、しかし、絶望と不安とがあります。
 しかし、ここ数年、鬱病、あるいは鬱状態の人が増えています。PTSDなのか、あるいは大気汚染なのか、不況なのか。いろいろな条件から、鬱状態の人が多くなっています。三宅島の噴煙も影響していると思います。何か対策をしないと、どんどん広がりますね。不況が原因ではないと思います。ただ、そこには、理解されたいという意識と、安心を求める意識と、さまざまな意識があって、その意識が孤立していると思います。
 孤立した意識は、救えません。ただ、意識を変えるきっかけを与えることはできます。意識を変えるのは本人であって、他人ではありません。その人の力が自分を変えていくことができるのです。その力があっても、それを信じない、自信がないので、先へ進めません。

 本当は、誰だって自分を認めたいし、そして、自分の力を信じたい。でも、どこかで自分への不満足が、自分の意識を低めていくのです。そう、あとは時間が解決します。

 5:00就寝、7:00起床、2:00睡眠。


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