鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.11.09  実 
 

 見ていることが同じであれば、同じにならないのは、自分の中に見ることがすでにフィルタになっていることになります。同じ景色、同じ時、同じ家に住んでも、同じものが同じようには感じませんね。それは本でもドラマでも、写真、景色でもそうですね。そこには、見る側が客観的に見ているのではなくて、意識を持ってみていることになります。それがあるから、価値が違って見えるのですね。すべて同じ感性や同じような趣味であるように見えても、見ている所は違っていく、だから楽しいのだと思います。違うと言うことは、困るのではなくて、楽しいことなのです。同じだと性格的な衝突しやすいですしね。
 「実の場」ということがあります。しかし、本当に実であれば、それは実業的な内容になりますね。しかし、「実の場」というのは、ミニチュアとしての現実ではなくて、即効性のないことも含みます。「実」とは実社会ではなくて、文化も含む人間の相対的な活動であるとしないと、「実」になりませんね。
 このあたり、来週にでも浜本先生と深く話してみたいと思います。

 家のことの細かなことをし始めると、あっという間に日は暮れます。一週間にためておいたとをしますから、日曜日に仕事をしようとしても、なかなかできない相談となります。日曜日に限らず、休日をもっているひとが休日を返上すると、家のことができなくなりますね。それを手当で変えようとしても、うまくいくはずがありません。労働は時間というのが定義ですが、労働とは時間でなくて、ライフサイクルだということを知らないと、使用者は労働者の意識喚起や労働意欲向上支援をすることができません。つまりは、相手の意識を相手の実態から把握することが必要ということなのです。これは労働に限らず、あらゆる分野で必要なことなのでしょう。

 修理に出していたアクセスポイントがまだ来ないので、ネット回線速度が遅く、閲覧時間がかかってしまいます。有線の方がいいのですが、線の処理でいろいろ不都合があって、なんとか今のままに。こういうスピードが遅いのは、ストレスを感じますね。今日は一台で画像処理をしていて、メインので書類の処理とかをしたらかなりの時間がかかりました。画像処理のソフトはスレッドで処理してもらいたいものですね。ほとんどがスレッド処理していない、まああたりまえなのですが、スレッド処理してなおかつメモリも処理して欲しいですね。かなり無駄な消費があります。ポインタでやっているのか疑問ですが、もっもと昨今、ポインタを使うことなんてないのでしょうね。

 岩淵先生からの依頼や学会からの依頼やまだ取りかかれません。ほんと、時間との戦いになってきましたね。こういうせっぱ詰まったときこそ、楽しいことをしながらとりりかからないと、詰まります。詰まるほど仕事が済んでいるのではないのですが。能力の低下でしょう。

 そろそろ詰まり気味なので、今週か来週か、休める日を計算して、休む予定です。2日ぐらい休むと、かなりはかどるのではないかと。月火金が休めないから、水土のどちからですね。経済的なものが許せば一年間の休みを取りたいとかなり本気になって考えてます。宝くじが当たればの話でしょうが、宝くじを買わないから、皮算用してもいたしかたありません。
 ただ、1週間単位の中期間の休みを1月以降に取りたいとは思っています。なかなか取れませんが、踏ん切りが必要でですね。

 そうたいした風邪ではなかったのですが、風邪の具合は、よくなってきました。なにをしたというわけでもないのですが、昨日の夜の鼻水やくしゃみはなくなりましたね。もっとも、これから寒くなるから、これから本格的になりそうです。

 明日からようやく秋の気候となりますね。今までが暖かすぎたかもしれません。

 .NETのこと、わかっていませんでした。で、ようやく理解。そんな騒ぐほどのものではないというのが、今のところの考えです。日本のアニメでは1970年代に考えられていたことですからね。夢に近づいてきただけのことであって、夢を作ったのではなかったという印象を受けました。もしかしたら、すごいのかもしれませんが、そんなすごいのなら、すでにNASAや国防省で使われているはずですね。

 無料配布冊子で、伊東四朗さんのインタビューが。早稲田の生協でバイトしていたというのは初耳で、いや、いいこと言ってました。苦労を積んだ人の言葉は重いですね。

 本とCDの処分を検討中。まあ、年末になるでしょう。

 4:30就寝、7:00起床、9:30就寝、11:50起床、4:40睡眠。


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