鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.11.19  アナログ   
 

 今使っているデジカメは、6年前に買ったものですが、3.2Mピクセルで、メモリースティック仕様です。かなり使っていて、シャッターの反応速度は遅いのですが、画質がよかったので、よく使っていました。
 ところが、最近になって画像にちらつきが見られるようになったのです。どうもシャープさが欠けるのと、メモリスティックの操作部の回転音が目立つようになりました。そろそろ寿命かもしれません。
 もう一台、携帯用のがあるのですが、これは、他人に貸したところ、蓋が壊れてしまい、テープで貼らないと使えない状態です。でも、写ることは写るので、そのうちに使おうかと考えていました。ただレンズが小さいので、シャープさが足りないのですね。そして、ぶれやすいのです。

 デジカメの写真をプリンタで出すのは簡単ですが、このプリンタで出した写真は、実は簡単に色あせます。あせるというよりも、流れるというのが正しいですね。顔料系のプリンタなら、もつでしょうが、それでも、流れが見られました。染料系のプリンタはほとんどだめですね。長持ちしません。

 ということになると、カメラは昔ながらの銀塩写真がいいことになりますね。デジカメは電子機器だから、こわれやすく、寿命も早いです。カメラの方は、マニュアルカメラだと、電子機器は少ないですから、持ちますね。PentaxのSPのような機種なら、半永久的ですね。
 私のカメラは、NIKONのFEとCANNONのAE-1です。他にも、AUTOBOYもあったのですが、処分してしまいました。蓋がしまらくなったので。で、FEはかなり長持ちしています。ちょっとシャープネスが落ちてきましたが、それでも、撮った写真は鮮明ですね。
 デジタルの時代、結局高品質を求めるのなら、アナログということになります。デジタルは簡易で使いやすい面、耐久性などの面で不十分ですね。デジタルデータも永久ではありませんし、フロッピーやCD-ROMの劣化もかなり速いスピードで進みますね。いずれ、フロッピーは劣化して、使えなくなっていきますね。CD-RもMOも十分ではあません。HDDもそうですね。なかなか固定されたいい媒体はないものです。
 だから、本や雑誌がまだあるわけなんですね。

 ちょっと切ない文書を読みました。切なさって、固有だから、その人の思いが出るのですよね。それを他人は作品として読むのですが、切ない気持ちが、その相手でない人が読んだら、どこまで通じるか。試してみたいと思います。

 スポーツ選手に怪我はつきものですが、それでも、4ヶ月や6ヶ月の怪我となると、リハビリも含めて、長い時間の焦りが出ますね。じっくり直しても、持病になりやすいですから、ある程度かばってしまいますね。それゆえ、スポーツ選手は怪我と共存していく必要があるのでしょう。
 見ているファンも、辛いでしょうね。

 4:50就寝、7:10起床、2:20睡眠。職場で、いつの間にか寝ていて、自分のいびきで目が覚めました。限界まであとわずか。


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