鴛鴦呼蝉庵日乗 2003
  2003.11.28  終わり方   
 

 今日の話。中学二年のときに、キャラクターを好きになって、高校になったら、平面のキャラクターよりも、生身の人間に興味を持つようになったという人の立ち話。今まで好きだったものが好きでなくなる、あいは別のものを好きになるのは、好きなものが旧式になったり、時代から送れていくことにあるのでしょう。流行のようなものですね。新しいものがあるから、古いものが存在します。その流れに沿ったのだと思います。
 よく言われるのが女性からの王子様存在としての歌手や芸能人、キャラクターですね。それゆえ、歌手も結婚すると、人気がなくなったりする場合は、この典型で、結婚しても人気が落ちないのは実力派なんでしょうね。
 変わることを惜しむわけではありませんが、好きでいつづけるのは才能だと思います。どんどん変わっていってしまうからこそ、好きでいつづけていくこと、しかし、ずっと守のではなくて、新しくいろいろな表現や展開をしていくこと、そのことは大切ですね。変えないのではなくて、変えていくのです。縮小したり、閉鎖したり。でも、その分、新しい自分を探しだして行くことは大切です。変えないのではなくて、変えていくこと、それが自分だからです。

 6:20就寝、7:10起床、0:50睡眠。


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かくかい Copyright 黒川孝広 © 2003,Kurokawa Takahiro All rights reserved. see you next time