鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.05.13  100話

 継続は力なりということがあります。毎日続けることは困難ですが、でもそれをなし得た達成感は尊いですね。生活費を稼ぐのとは別で、生活に必要ではないことを続けていくのには、それだけの惰性かあるいは意志が働きます。惰性も意志の一つですから、止めない気持ちを持ち続けていくことは、勇気だと思います。
  たとえば、毎日続けていけば、1年で365個。3年で1000です。それだけの数を続けていくは、並大抵ではありませんね。文章でも絵でも、休み休み描いたり、書いたりしても、一年で300作品ぐらいになります。その継続していく力は、その人の勇気でもあり、そして、価値でもありますね。続けていくことは、書くことのみならず、続けること自体の意義が見えてくるはずです。
  継続とは、結果ではなくて、継続しているという現在進行形のことが大切なのだと思います。
  継続していくうちに、無理に自分を変えなくても、自然に書き方が変わっていきます。いや、変わっているのですね。あまりあせって文体を替えたりしなくても、自然に変わります。こう、書いていくと、それが自然な指の動きになるというか、パソコンの場合はキーの動きになりますね。だから、書いていくこと、続けることで、何か見え行くと思います。私もいろいろ書き方を変えてみたいとおもったのですが、一番楽なのは、通常の書き方、それゆえ、書き方も変えずに来ています。思いのままに書く連ねるというもの。この原型は中学3年の卒業文集ですね。それから変わってません。そういうものですね。あまり変わらない。代わり得ないということ。小さいことが変わりますが、あとは素材か。
  巷で流行っている100話。巷間100話とか、むかしから、100話は明治江戸100話のように、数多くあります。百人一首もそうですね。それらの話は、とりとめもないことも多いのですが、なかなか時代を超えて今にも通じるものがあります。
  古典は今にも通じるから学のでしょうね。芥川や中島敦や、いろいろな作家が古典をリライトしているのは、そこに人の生きざまが、今でも変わらない生きざまがあるからだと思います。芥川の古典のリライトはよくできていると思います。
  100話、やってみたい気もしますが、テーマを考えるだけで大変なので、むしろ、今書いているこのだらだらした文章の方が合っているようです。

 テレビドラマの「光とともに」、録画していた分を見ました。ただ、タイマー通りに録画していたので、野球中継のある回は20分ほどの後半は見られませんでした。こういうときに、自動的に信号が出て、タイマーを延長してくれる昨日があるといいのですが。Gコードでそうなりませんかね。
  で、このドラマの内容で、親が子の気持ちを理解しようとして、努力するのですが、親が子を好きであること、それが一番ですね。大学の友人の子も心障学級にいるのですが、それまでその地域では心障学級がありませんでした。で、いろいろな方と運動して、ようやく実現したそうです。病児保育もそうですが、心障学級は少ないのが現実です。家庭では多くの時間など苦労も多いのですから、それらを支援していく体制が必要です。セサミストリートでは、身体に障害をもつ人も出演して、共生ということをアピールしています。共生というのは、分離か共生かという議論ですが、しかし、それを離れて共生していくことの大切さ、それは、自分と他人の違いを理解していくことなのですが、その理解をしていくといことの意味は、自分が生きているということになることに、気付くべきなのです。
  別の知り合いの弟さんも、障害をお持ちで、その方は、時折、手話でコミュニケーションをとるのですが、そのご家族はそういう苦労はまったく口に出しませんね。ちゃんといろいろ配慮している。その内包された思いやりが、心の中で、意識の中で蓄えられ、ちゃんとした生き方をしています。むしろ、健常者の家庭の方が、過保護や過干渉や、無分別、わがままなどの傾向がありますね。コンプレックスはある意味ではよくしていく指標なのですが、そういうはねのける壁があるかないか、そこにかかっているのです。
  ドラマだから、ある程度は脚色していますが、もっと、周りが理解していくべきだと思います。想像力があるから、相手の気持ちもわかるわけで、そういう気持ちが大切なんですね。でないと、先へ進めないから。

 昨日、菅原先生の本を購入。これから読みます。

 一日中、湿気の多さに参りましが、夜に雨。雨と同時に目に痛みが。

 寝ようとしてたのですが、8時頃、物音で目が覚めました。昼前に宅配便で起きました。よくあることですが、起きる時間よりも1時間ぐらい前に目が覚めて、時計を確認して、また寝ると、15分ぐらいで目が覚めて、また時計を確認するということ。で、そういうとき、時間になって起きても、朦朧としてしまいます。寝不足にときによくあることで、それが続くと、疲れます。

 別サイトのサーバー利用の更新時期。拡充しようかそのままにするか思案中。そのままですね、やっぱり。

 いろいろと支払いがあるのを思い出しました。明日は銀行でいろいろ工面しないと。
研究費もそろそろ。

 食事で、タマネギを冷蔵庫に入れてから、切るのに楽になりました。目に染みないのがいいですね。新タマネギは特にしみますから。

 通販生活から連絡。この前に購入したトースターの焼きむらが気になったので。早速電話があり、交換してくれるとのこと。こういうサーバスが丁寧なのは、歓迎です。ただ、無駄に見える商品も多いのも事実。何しろ、スタイニーの会社が倒産して再建した会社ですからね。でも、評価しているのは、この前の号で、「暮らしの手帖」の購読を勧めていたところ。この雑誌の評価もあでしょうが、「暮らしの手帖」の姿勢は、雑誌作りの基本ですし、そして、商品テストの姿勢は、学ぶべき所が多いですね。商品テストは中立であるがゆえに、雑誌広告をとらずに発行する点。その姿勢はいつまでも学ぶべきです。

 昨今では、会議をするのに、会議にならない、あるいは合議ということを無視した意見も出てきます。なかなか難しいですね。

 ウィルスメール、最近増えてまして、毎日200通以上です。多いときは、400通。フィルタブロックを施していてこの数ですから、実数はこの10倍はあると思います。
一度、フィルタブロックはずしてカウントしてみたいですが。全国のパソコンにウィルス対策ソフトを入れることを義務づけて欲しいと思いますね。ネットにつないでいる場合は。あるいは、プロバイダのメールサーバーにウィルス対策ソフトを入れることを義務づけて、希望者のみそのブロックをはずすという方がいいでしょう。

 だらだらと書いてしまいました。記憶があるからで、つまり、それだけ眠さがないということなのでしょう。

 6:30就寝、11:30起床、4:00睡眠。
  朝食、なし。昼食、野菜スープ、プレーンオムレツの豚肉炒め添え。夕食、ごはん、野菜スープ、冷や奴、サラダ。夜食、カスピ海ヨーグルト。

 
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