blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.08.09  富士山

 再び、富士登山です。回数はもう忘れましたが、17回ではなかったかと思います。ここ数年はさすがに体力の衰えがあって、9合目からは辛いですね。
  太子館の井上さんと立ち話しました。ここ数年、女性客が増えているとのこと。それで調べたら、昨年は女性客の19%がリピーターで、一昨年よりも増えているそうです。そこで対策として、今までは頭と足を交互の向きにして寝ていた、つまり、頭のよこは隣の人足という寝方ですね、それをやめて、寝袋にして一方向にしたそうです。そのため、宿泊者数を減らして350人に。それに、食事もカレーのみでなくて、5品出すことにしたそうです。そのおかげで、今年はほとんど満室です。
  山小屋もこういう時代にむけて努力しているのですね。太子館は富士山の老舗ですから、そのままでも宿泊者は多いと思いましたが、それでも安住することなく、努力していました。今年も今までのドアの奥にもう一つ入り口をつくり、出入りをしやくしていました。毎年工夫して、どこかしら泊まりよくしているのです。こういう姿勢は大切ですね。
  さすがに背中、足、腰と痛くてたまりません。

火口 山頂の火口です。
剣が峰 剣が峰。ドームはすでにありません。

「決定的瞬間」の写真家カルティエブレッソンが死去のニュースは、いつか来るとはわかっていても、時代の終わりを感じさせます。ロバート・キャパらと1947年、「マグナム・フォト」をパリで設立したことも、写真と人生との重なり合わせが感じられて、写真という表現に自分を織り込んでいるところが、さすがでした。

雲 夕方に見た雲と夕日。

 4:30就寝、7:00起床、2:30睡眠。
  朝食、おかゆ、みそ汁、茄子炒め、サラダ。昼食、そば。夕食、ごはん、みそ汁、鯖の煮付け、冷や奴、サラダ。夜食、なし。

 
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