blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.09.27  漫画

 先日のあすなひろしに続いて、園田光慶の「あかつき戦闘隊」の読破。記憶違いがいくつかあって、また、この漫画については、懸賞で物議を醸しましたので、社会的にも記憶にあるかもしれません。戦争漫画でありますから、軍事的な面はいなめません。ただ、八雲の成長と隊員たちの団結と争い、それは、西部劇でも、時代劇にもある構図であり、本当の戦争では、もっと哀しい出来事が多いので、その点は省略してありますが、それでも、人情物としてとらえることができるかもしれません。このあたりは異論があるでしょうね。なぜ、この漫画が記憶に残っているか。不思議に漫画をいくつか読んでいたのに、他のはあまり記憶にありません。「あかつき戦闘隊」「青い空を白い雲がかけていった」「すくらっぷぶっく」、これぐらいしか記憶にないのです。他の漫画でも、「エコエコアザラク」「750ライダー」とか、いい作品はいくらでもあったのに。印象とはそういうものですね。中学・高校時代は漫画をあまり読まなかったのが原因かもしれません。なんでかわかりませんが、漫画を読むという感覚はなかったですね。いや、感覚ではなくて、金銭的な余裕かもしれません。
  その後、大学に入ってから、花ゆめや月刊セブンティーンなどを読んでいましたが、そのころの漫画もあまり記憶にありません。印象の残っているのは、津雲むつみの「遥かなる海へ」だけですね。あとは、読んでいたにもかかわらず、コミックを買ったにもかかわらず、処分しています。
  「あかつき戦闘隊」、今回はオンデマンドで復刊されましたが、ただ、今にこの漫画が流行るかというと、無理でしょう。今の漫画が描く世界の方が、はるかに深く、広く、精神的な部分でも複雑です。絵柄も違います。もちろん単純比較はできませんが、今は今の漫画だと思います。
  昨日、漫画について、ライターの人と話をして、少し、自分の漫画読書歴について考えてみましたが、本は読んでも記憶から消えやすいというのが事実かもれませんね。印象に残るとは人によって異なります。その異なりは何から来るのか、それを解明してみたい気がします。

 書くことの重要性がなかなか伝わらなくなって来ているようで、今までの説明の方法で無理のようです。書くことがどのように自分を変えるか、それは、自分で体験しないと感じないかもしれません。書くこと、そこから考えることにつながれば、一つ開けていくことができると思います。これからまだまだ挑戦です。

 鏡餅を割って揚げたお菓子があって、それを食べたのですが、どうも塩と油の配合がよくないのか、体調が悪いですね。ほどほどの温度で、からりと揚げていくのがいいのですが、どうも、油が焦げているようです。高級品でなくても、細かいところを配慮すると、味は大きく変わります。

 昨日の「新撰組」はなかなかいい描かれ方でした。たぶん、「仮名手本忠臣蔵」の、歌舞伎脚本をうまく使っていると思います。「未だ参上つかまつりませぬ」あれでしょう。現代の時代劇でも、しっかり伝統的ないい面を取り入れていると思います。どうしても近藤よりも土方、沖田が中心になりつつありますが。

 秋雨、気温も20度以下と低く、そろそろ暖房も必要になってきました。秋です。

 昨日の立ち仕事の疲れがとれず、でも、寝ようとしても、宅配便とかで起こされて、眠気と戦いつつ、こまごまとした日常の仕事で追われて、いつの間にか夜という次第に。こういう日の使い方がよくないので、いずれ改善しないと。時間がもったいありません。残り時間も少ないのに。かなりせっぱ詰まった状況です。なんとか、生きているうちになしとげないと。

 4:30就寝、10:00起床、5:30睡眠。
  朝食、なし。昼食、パン1枚、野菜スープ。夕食、ごはん、みそ汁、冷や奴、さんま、サラダ。夜食、なし。

 
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