blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.11.03  出版文化

 特に何もない休日でした。充実もしませんでしたし、かといって、仕事もはかどったわけではありませんでした。

 八木書店より尊経閣善本影印集成の案内が来ました。こういう本は図書館とか研究室など、特定の場所でしか売れないので、商業的には難しいですね。むしろ、影印本は原典の摩耗をふせぐためのもので、それは文化的に保護の立場となります。そういう活動は新刊本に比べたら、世間への影響は少ないのですが、役割としたら重大ですね。そういう活動は大切です。ベストセラーだけが出版ではないですから。

 休日はいつも煮詰まります。頭の回転がはかどらないというか、何というか。愚痴めいていくのですね。いろいろと。

 察するというのはなかなか難しいことです。特に、断ってくることや、拒否などを遠回しで断る、その表現は多様で、でもそれは真実のようでいて、実は嘘です。嘘を嘘で受け取る、それが優しさなのですが、真実を知れば知るほど、他人に対して、距離を持ちます。真意なんて、どこにもないですし、遠慮があれば、遠慮でそのまま通ります。
  親しい人も、外に出れば自分に対して客観的に評価したり、悪口を言ったり、良く言ったりさまざまです。他人から自分への評価はつまらないので、そこは、自分が欲しいときの尺度だけでいいと思います。ここらあたりが実は難しいですね。他人との接点は一時的なものだから、あまり多くを語らず、そして、多くは守るのでしょう。
 なかなか難しいものです。他人との関わりは。

 スポーツ、ほとんど書いてませんが、東北に球団ができて、四国にもリーグが。増えることはいいことなので、企業も文化に力を入れて欲しいですね。
  サッカーではFC東京がナビスコカップ優勝。J2からはい上がった、それこそ、実業団の東京ガスだったのが、ここまで伸びる、それがJリーグの良さですね。これを野球も真似るべきだと思います。そしてそのスポーツをその他の種目にも支援すべきですね。

 5:30就寝、11:00起床、5:30睡眠。
  朝食、なし。昼食、パン1枚、野菜スープ。夕食、ごはん、みそ汁、冷や奴、真蒸。夜食、なし。

 
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