blue 鴛鴦呼蝉庵日乗
2004.11.18  見える

 先が見えないと、やっていることが停滞します。今日も、なかなか進まず。調べる楽しさというのがあっても、先が何となく見えているから、楽しいのですが、先が見えない、あるいは、見えすぎてしまうと、かえってつまらなくなります。現在の停滞は、そういうダイナミックな展開がないからですね。
  大平先生から資料をいただいて読んだのですが、大きな展開で、ダイナミズムを感じました。こういう展開が、必要なのです。モチベーションも、すべて、何か先にあるという期待と希望なのですが、今の段階では、それが見えません。継続することが必要ですが、今やっていることの何が大切なのか、それさえもわからなくなる時が多々あります。以前、榎本隆司先生から、孤独との戦いであると言われて、励まされましたが、その通りですね。どう展開するか、どうステップアップするか、そこに自分の力量があると思います。
  鹿児島学会で、甲斐先生が浜本先生に、今の自分の年齢の時には浜本先生はご著書を著している、それがすごいとの気持ちで、実にその通りです。先人は常に意識を高めてていて、それが重なっていろいろと問題意識を高めて、やりたいことの達成があるのでしょう。歴史研究という世界では、先が見えないからこそ、我慢や忍耐が必要です。

 まぶたのけいれんが一昨日からひどく、カリウム不足だと思いますが、なかなか治りません。

 6:30就寝、11:30起床、5:00睡眠。
  朝食、なし。昼食、チャーハン、野菜スープ。夕食、チャーハン、野菜スープ、冷や奴。夜食、なし。

 
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