鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.07.20  妥結と発展

 ようやく春闘も終わりに近づいてきました。多くの方のご理解をいただいて、まずは労働条件の改善。でも、病児保育補助制度については画期的だと思います。一回2000円を上限、年6,000円を上限ですが、わずかと言えばわずか。元気で走り回っても熱があったりしている時、どうしても仕事に穴を開けたくない時、そのためのものです。もちろん、病気なら家で看病が基本。でも、これが病気と思える時もあります。そういう時のためです。実際に病児保育を使わないのならいいのですが、実際に使っていて、多くて数万円の出費ならば補助するのはいいことではないかと思います。
  春闘も以前関わったときに比べて、大分様変わりしました。結局は、話が出来る経営側の人がいればいいのですが、よその同業者の場合、多くは話のわからない経営者のようで、よく裁判をしていますが、ほとんどの場合は経営者が負けて、それでも裁判の結果に従わずにいる意固地なパターンもよくあったりします。基本給、一時金の月数については保障する言質も取れて、新人採用の計画も聞けて、経営的な路線と労働者側の路線とが大分一致してきました。あとは、業務内容をより高めていって、発展させていくだけです。
  ベアゼロでも条件面がよければ、いい方向に行くと思います。春闘の結果だけで見ても、いまのこの職場は発展しないわけがないと思いました。こういう労使が共にいい意識を持っているのは、珍しいと思います。同業に比べてかなり働きやすい職場なのでしょう。きっと。もちろんまだまだ上を目指しますが。条件のみ成らず、世間的な評価や結果についても。
  久しぶりに春闘という交渉をして、以前と大分様変わりしたのを感じて、そして、どこを基準にするか、そして将来展望を持つことの大切さ、そんなことを考えました。

 ここ数日、カウンターの回りが早いのですが、特に何の新しいソフトを出したわけでもないのに、何が注目されるのか、不思議です。ブログでもないのに。ブログをしてもいいのですが、結局サーバー容量をとられるので、htmlですませてしまいます。ただ、遠征した場合は無理というのが難点ですが、長期間遠征は今のところ有りませんし。

 読書量の文章力は比例すると思います。読むことは自分の行為ですから、自分で進むのが一番いいと思います。

 大村はま記念の会の案内が到着。楽しみです。

[今日の記録]
睡眠時間:3:00就寝、7:00起床、4:00時間。
最高気温:31度

前へ 目次 次へ
かくかい Copyright 黒川孝広 © 2005,Kurokawa Takahiro All rights reserved.
  かくかい