鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.09.07  台風に人格はいらない

 台風第14号は「ナービー」という名前がついているのですが、新聞やテレビで聞くことはありませんでした。

 「チャタレイ夫人の恋人」については新潮文庫が完訳に近いものです。ただ、内容で期待することよりも、裁判がこの程度のレベルであったことの歴史認識になるかと思います。これと、啄木の「ローマ字日記」は文学なのですが、エロとして認識されることもありそうです。境界でしょう。駒田信二は「肉布団」に文学性を見つけましたが、それは、鴎外の指摘に対する一つの見識だと思います。もっとも、文春文庫の「好色の戒め―『肉蒲団』の話」は文学というよりも、好色ものというのが正しいかと。なぜ、駒田先生がこの本を訳した(私本「肉布団」)のかは不明です。というのも「カーマストーラ」はどうかとなりますし、「医心房」はどうかとなります。見方によっては、いろいろな角度で、脚色しますから、定義は難しいのです。
  少し前に、「いちご100%」がエロに近いという評論家の意見がどこかに載ってましたが、誰が書いたかは記憶にないので、持ち出すのもよくないことですが、ある程度の一般的な判断はあっても、細かな点でどういうジャンルかは、受け取る側の責任でもあると思います。
  それは、大型の台風が来ると言われているのなら、対策をするのが自衛で、言われないとしないことも、時にはありますが、しかし一般的にし自衛手段は第一歩だと思います。被害者のことをせめているのではなくて、他人まかせにはできないのが今状況だということです。だからこそ、自分の家を守ることに必死になるので、敵対しやすいという矛盾を抱えてしまいます。実にここが難しい。

 会津八一記念博物館の案内はがきはなかなかいいデザインだと思います。金沢先生は今でもご健在でしょうか。

 おにぎりにのりを直まきにすると、のりの香りが強くなるようです。どう対応するか、今後の検討課題です。

 職場でようやくOffice2003を導入。しかし、インストールに時間がかかること。それと、WindowsUpdataをしてから、Office2003をいれると、DLLが入れ替わるのか、古くなります。それで、もう一度セキュリティアップデートをしないといけないので、かなり面倒です。職場のはWindows2000なのですが、近々にWindowsXPに上書きインストールしなければならず、面倒極まりないので、少々憂鬱です。時間がもったいないですが、快適な作業には欠かせません。

 アプリのダイアログ表示のフォント異常は、Tahomaフォントが入っているかどうかでした。Windows98SEには入っていなかったので、異常になったと。これからは、MSPゴシックに統一する予定です。それにしても、標準搭載フォントが変わるのはやめるべきでしょう。基本は基本にするべきです。果たして、Meiryoはどうなるのか。

 肩凝りと背中の凝りが9月に入ってから著しく、重くなってきました。明日辺り、自己対策を練らないと。

[今日の記録]
睡眠時間:2:30就寝、7:00起床、4:30時間。
最高気温:29度

前へ 目次 次へ
かくかい Copyright 黒川孝広 © 2005,Kurokawa Takahiro All rights reserved.
  かくかい