鴛鴦呼蝉庵日乗
2005.11.27  高田の天井

 図書館で本を探すときは、本棚との間隔が気になりますが、本館だとちょうどいい間隔なのに、高田だとかなり狭くなっています。もともと閉架式だった名残で、多くの本を入れるためでしょう。それゆえ、本棚の高さも抑えてあり、一番高い段も取りやすくなっています。天井が低いことで本を多く収蔵でき、その分、閲覧室は高い天井でした。
  で、高田の天井が低いといっても、普通並みですが、途中に扉があります。この扉が普通のよりも小さくできていて、当時の日本人なら余裕で通過できる程度なのです。これが圧迫感があって、通過するときに頭にぶつかるような気がします。いつも忙しく本を探していたので、その高さを気にしながらも、つい首をすくめたり、頭を垂れて通っていました。先日、そのことが気になり、立ち止まって背を伸ばしてみたら、頭はぶつかりませんでした。握り拳程度の隙間があるので、上下動もそれほどしなければ、通ります。それで、首をすくめたり、頭を垂れないで歩いてみると、蛍光灯の部分は無理でも、他の所は通常に通れました。
  低い天井、間隔の狭い書棚、それが高田の特長ですが、なかなか本を探すにはよかったりします。ここでの調査もあと一日で終わりそうです。あとは本館での調査。3日ほどで終える予定です。いよいよ終盤。今年度中には資料整理へ。

 岩手の内容を検討中。いかにすべきか。

[今日の記録]
睡眠時間:5:00就寝、12:00起床、7:00時間。
最高気温:14度

前へ 目次 次へ
かくかい Copyright 黒川孝広 © 2005,Kurokawa Takahiro All rights reserved.
  かくかい