2006.3.2 卒業とは |
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卒業することは、卒業する人がその所属から、新しい場所、世界への旅立ちなのですが、親と子の関係であれば、それは、親が子育てからの卒業を意味すること有ります。小学校ではその意識はまだわかりにくいですが、高校だと卒業はその子との関わりが違う展開になります。そして卒業とは親が今まで子と接してきた成長の証です。子が育つと同時に、親も育ちます。その育ちからの卒業です。変わったのは子だけではなく、親も変わったのです。旅立ちとは、親も子も学校関係者も学び、育ったということなのです。教育とは教えられるのではなくて、教えられることを通して、教える側が学んでいく過程であって、結果ではないのです。 会社が、学校が、家がつまらない、そういう意見をたまに聞きます。もしかしたらそれは、つまらないのは会社や学校や家ではなくて、自分なのかもしれません。変われない自分なのかもしれません。そういう組織の中に、今まで気付きもしないある一人の存在があり、その存在がとても楽しくて、その楽しさから、今までとは違った世界が開けたら、それはその人が面白いからではなくて、そういう面白い人に気付くだけの余裕が出来たのです。その余裕ができたことが自分の変化なのです。 管理工学研究所の営業の人と談話。デモを見たのですが、さすがマニアが作ったような、いいシステムなのですが、ユーザーのことをもう少し深く意識した方がいいでしょうね。機能はかなりいいです。あとはうまくカスタマイズすることと、モジュールごとの販売にして、安価なものから、総合的なものといろいろと組み合わせていくことができるようなシステムにすることですね。特に時間割作成については、たすきがけではなくて、総当たりでやっていますから、時間はかかります。その反面、いろいろな結果になるので、いいソフトだと思います。これからはソフトにユーザーが合わせるのではなくて、ユーザーにソフトが合わせる時代になりますから、その時代への転換点となるべきではないでしょうか。「松」「桐」という優れたソフトを持つ会社だけに、これからが楽しみです。N86-BasicやCobolの開発にたずさわったというのを聞いて、やはり管理工学研究所はなかなかだと思いました。 久しぶりに、何人かの方達と歓談。それぞれの道に進むこと、また、サイトオープンなど、いろいろ楽しみがありそうです。 午前中は3時間の立ち仕事で、寒い場所だったので、足が何度も鳴っていました。立つことは苦ではなかったのですが、最近は座ることも多くて、それで疲れが出たかも知れません。帰宅して、夕食後うたた寝をしてしまい、あちこちしびれました。 [今日の記録] |
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