鴛鴦呼蝉庵日乗

2006.04.13  春闘をどう闘うか

 新年度準備が長引いて、ようやく終了して、自分の業務、といっても新年度業務もそうなのですが、自分の部分にようやく取りかかるというときに限って、いろいろなことが起きます。あわただしいまま、ほとんど準備もできないまま、新年度に入っている状態ですが、こんな中でいい仕事ができるようにするのは、なかなか難しいことですが、それでも乗り越えるべきところです。で、昨日から自分のことをしようとしつつも、1ヶ月遅れの春闘準備に取りかかりました。まずは、専任率の計算から。明日は、財務諸表の分析、明後日は、都内の資料との比較。基本給比較と年収比較です。人件費までは比べようが出来ないので、最低限の賃金条件と労働条件の比較をする予定なのですが、介護休暇や育児休業の優遇度について、公務員はどうなっているか不明です。それを土曜日に調査。それで一連の調査が終わりつつあるのですが、文書作成に時間がかかってしまいます。なかなか難しいところ。営業活動のもあって、最近は、仕事の連続に際して、若い頃に比べて遅くなっているのが実感します。扱うデータが多くなっているのは事実ですが、きめ細かな作業が求められているのは事実。
  春闘も難しくなりました。人件費もわかっていますし、これからの発展のためには、余力も必要ですし、かといって、収入を増やすわけにもいかず。団塊の世代の退職で、どんどん人材が減っていきます。よい人材は求めるのではなくて、育てる時代となりました。その意味でも、大学の教育学部は、学校教育のみならず、企業教育、社会教育、家庭教育、地域教育などを含む範囲となるべきではないかと思います。人材育成の観点ですね。その中で春闘はどうすべきか。何を目標とするか、これから組合という組織もどんどん変わっていくべきなのでしょう。お互いを高めていくための組織にどうすべきか、まだまだ試行錯誤は続きます。
  昨日は、疲れ切って、なかり愚痴めいた感情となってて、かなり疲れてしまいました。ここ数年では、何年かぶりに、仕事が辛く感じた数日です。明日からは乗り越えるべく奮闘を。

 野村敏夫先生から連絡。先日の倉澤先生の講演で、垣内松三を理解しているのが、倉澤先生と西原慶一先生と、あと一人はだけかということでした。メモを探して見たら、飛田隆先生でした。国語教育辞典では輿水実先生が執筆。最近のでは、松川先生が執筆。垣内の理論はなかなか難しいですが、現在にも通じていると思いつつ、まだ証明していませんので、いずれ。遠い先に。

 高木まさき先生から連絡。NHK教育の「10min」中高国語に携わったということでした。お忙しいのに放送の方まで参加していく姿勢に共感。さすが、高木先生です。「メロス」について映像上の「間違い探し」があるとか。あとで見直してみます。

 隔日とか、毎週水曜日とか、そういうのもいいかと検討中。検討といっても、思いつきです。

[今日の記録]
睡眠時間:2:00就寝、9:30起床、7:30時間。
天気:曇
最高気温:20度

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