鴛鴦呼蝉庵日乗

2006.06.10  腰痛をがまんして

 水曜日に交差点で1時間ほど監視している業務で、少し腰に違和感があったのですが、その時には別になんとも思わず、その後で太刀川瑠璃子さんに会って、痛みを忘れたまではよかったものの、夜から再び違和感に。木曜日の夜から痛み始めて、金曜日にはかなり痛くなっていました。かといって、歩けなくなるわけでもないので、腰痛なのでしょう。ただ、土曜日になっても痛みが取れないので、ぎっくり腰ではないかといぶかしく思いつつ、痛みはなんとか我慢できるので、そのままに。明日の日曜日も立ち仕事なので、少々覚悟しています。周りがぎっくり腰で休む人がここ一、二年見かけたので、自分もいつかはと思いつつ、いまでになっていませんでしたが、多分今回、あるいは次回あたりが本格的な症状になりそうです。
  バンテリンで対処しても、所詮痛み止めで、根本的な痛みまで取れませんから、治療が必要です。

 世羅先生より退官記念論集が届きました。

 西本先生からご著書をいただきました。

 先生方からいろいろとご配慮いただくと、昼に感じていた限界感も、なんとか向上心に変えられます。世羅先生のお手紙の言葉を胸に、再び、野地先生、大槻先生、浜本先生の思い、そして田近先生の薫陶、きっかけを与えてくれた大平先生に感謝しつつ、残りの時間、先が見えるまでなんとか進みたいと。岩淵先生のご著書が発刊される前までにはなんとか。

 昨日までに購入した本。
□柳田邦男『石に言葉を教える』新潮社
□藤原和博『「ビミョーな未来」をどう生きるか』ちくまプリマー新書
□重松清、藤原和博『国語 心に届く日本語 ― [よのなか]教科書』新潮社
□藤原和博『公教育の未来』ベネッセコーポレーション
□新井洋『ものづくりをあきらめるな!』すばる舎
□中村義一『お金は宇宙から降ってくる 三鷹光器中村義一の職人哲学』中経出版
□稲垣忠彦『教師教育の創造 信濃教育会教育研究所 五年間の歩み』評論社
□東京大学大学院教育学研究科基礎学力研究開発センター『日本の教育と基礎学力―危機の構図と改革への展望』明石書店

  この中ですぐに読んだのが、『お金は宇宙から降ってくる』。三鷹光器は中小企業なのに、世界から注目され、スペースシャトルに搭載のカメラを製作した会社です。また、非接触型の走査や、脳外科手術のカメラなどで有名で、中小企業なのに技術力があるのが、気になりました。そこでの職人養成には、教育の根幹に通じるものがあるかと。特に、歯車の発見や、何かあったら破壊することなど、今までにない発想で、得るものが多く、面白かったです。競争入札制度の問題点も指摘し、それを読むと、現在の官公庁の競争入札制度は、逆に談合を生みやすい体質であることも、理解できます。結局は技術ではなくて、人の向上心なんだと腑に落ちました。

 今まで、自分が買ったりしてよかったものをリストアップしようかと。まずは商品名のみで、いずれコメントも。目標は夏に。

 腰痛は、パソコンに向かうのも、少々苦労です。

 春闘団交。粗探しよりも、百年の計を語るとが大切です。目先のことや情報の確認不足についてなどは、交渉を難しくする要因なので、本筋、本質で語ることが大切かと。数値でなくて、実感や、本音です。

[今日の記録]
睡眠時間:3:30就寝、7:00起床、3:30時間。
天気:晴
最高気温:28度

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