鴛鴦呼蝉庵日乗

2006.08.22  伝統

 昨日、昔のことを思い出して書きましたが、今日の新聞記事などによると、早稲田実業の帰京の際にはパレードはなかったということです。1980年の準優勝の時、その前日、優勝ならパレードはしない、ということを聞きました。だれからか、確か時の校長なのかだれなのか。しかし結果は準優勝。準優勝ならパレードをしてもよい、ということでパレードになりました。質実剛健、去華就実という校風を考えてのことだったのです。その通りになったようで、確かに校風はまだまだ息づいているということで、安心しました。あの時は、東京駅、都庁(当時は有楽町で、その前で周りの観衆に向けて挨拶がありました)、早稲田通りという順番で回りました。都庁まではバスで、明治通りの途中からパレードになったのではなかったかと。先に帰ってきた応援や吹奏楽の部員は、一度帰宅して、すぐに学校に向かい、準備したのでしょう。あわただしいけど、帰ってくる選手達を待ちこがれていたものです。
  もっとも、その夏にも他の種目では全国大会に出た選手もいて、霞んだようになってしまったのは残念ですが、やはり全国の二位、一位ということは、それなりの名誉だと思います。でも、その名誉は一瞬で、それから先の人生の保証はありません。どんどん過去になるということを認識しないと、自分という力が衰えてしまいます。高校の部活動が人生の職業になることは珍しいことで、多分、野球ぐらいなのでしょう。以前、アメリカン・フットボールで大学に入った先輩がいましたが、肩を壊して退部し、同時に退学しました。スポーツで身を立てるのは難しいことで、だからこそ、応援するのかもしれません。
  校名については、毎日新聞があいかわらず早稲田実業高校にしていますが、他は早実にしているところもありました。駒大苫小牧と表記することもありますから、早実はいいものの、早稲田実業高校はちょっとどうかと。
  王さん、荒木さん、テリーさん、小室さん、の名が出てましたが、元横浜監督の大矢さんも大切であるかと。もっとも、竹久夢二ということもありますが。
  選手のみなさん、部員のみなさん、応援した生徒の皆さん、教職員、地域の方々、おめでとうこざいます。

 新聞で、東進ハイスクールのナガセが四谷大塚を買収の記事が。いよいよ予備校も統廃合の時代です。すでに駿台とベネッセが業務内容を一緒にしていますから、河合塾、代ゼミ、駿台とベネッセ、そこにナガセが入ってきて、いよいよ熾烈な統廃合が始まりそうです。

 デジカメのバッテリーがいよいよ悪くなりました。そろそろ買い換えなのでしょうけど、もう少しねばってみます。

 一太郎にも不正な文書によるウィルス的な活動が見られるとか。マクロを使用する、特にシステムに関わるマクロを使用するとどうしてもその点は避けられません。DOSコマンドを実行できたりするのも、実はあぶないかもしれません。

 昨日の夜から体調が悪く、栄養剤や漢方など投薬中。別に何処が悪いということではないのですが。

[今日の記録]
睡眠時間:4:30就寝、10:30起床、6:00時間。
天気:曇
最高気温:33度

前へ 目次 次へ
かくかい Copyright 黒川孝広 © 1997-2006,Kurokawa Takahiro All rights reserved.
  かくかい