差をつけるために級で表示することがあります。1級、2級のように。序数なのですが、この序数、どこが基準なのか、昇順なのか降順なのか、人によって第一印象が違うことがありそうです。
1級と100級と言った場合、1級が上か、100級が上か。よくあるのが、100級が下で、1級が上で、その上が初段、2段と段になるもの。マイナスからプラスへの順列を、マイナスの符号の代わりに「級」があって、プラスの符号の代わりに「段」があります。ただし、この場合の、原点の「0」はありません。西暦のように紀元後1年、紀元前1年というのがあって、というのもこの関係です。
しかし、そのマイナスとプラスのような関係ではなくて、1級から増加していって、100級で終わる場合は、100級が最大数になります。
この価値観、基準がどこかによってかわるわけです。その人によって基準値が変わりますから、どちらを原点にするかの問題です。こういうことを考える感覚が文化なのでしょう。
[今日の記録]
睡眠時間:3:30就寝、6:40起床、3:10時間。
天気:晴
最高気温:9度
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